深地層研究計画の状況

令和5年12月の調査研究の状況

令和5年12月22日(金)更新

幌延国際共同プロジェクト(HIP) タスクAに関する現地会合

幌延国際共同プロジェクト(HIP)のタスクA(物質移行試験)に関する現地会合を以下のとおり実施しました。

日時:令和5年12月18日(月)14:00~17:00
   令和5年12月19日(火) 9:30~12:00
場所:幌延深地層研究センター研究管理棟、250m西立坑側第1ボーリング横坑
参加機関・人数:
 日本原子力研究開発機構(3名)
 原子力発電環境整備機構(1名)
実施内容:
 250m西立坑側第1ボーリング横坑における現場確認と意見交換(写真)
 透水試験の進捗状況の確認および数値解析に関する意見交換

現場確認の状況(250m西立坑側第1ボーリング横坑)

写真 現場確認の状況(250m西立坑側第1ボーリング横坑)

令和5年12月15日(金)更新

幌延深地層研究センターにおける地震観測
(令和5年11月5日宗谷地方北部を震源とする地震)

幌延深地層研究センターでは、地下施設と上幌延観測点(HDB-2)において地震観測を行っています。令和5年11月5日(日)7時15分頃に、北海道宗谷地方北部を震源とする地震が発生しました。幌延町では震度1を観測しました。

発生日・
時刻
震央の
地名
震源の
深さ
(km)
規模
(M※)
最大震度 幌延町の震度
11/5
7:15
宗谷地方
北部
10 1.9 幌延町宮園町:1 1

気象庁 震度データベース検索より
※M:マグニチュード

なお、地下施設に設置した地震計のデータは、7月の停電作業後の自動復旧時の不具合により取得できませんでした。そのため、今回は代替として上幌延観測点(HDB-2)で観測されたデータを紹介します。上幌延観測点のボーリング孔内の深度140mおよび地表部で取得した東西方向、南北方向、鉛直方向の地震波形を図1に示します。地表に比べて地下では揺れ(震度)が小さくなっていることがわかります。

11月5日 7時15分頃発生した地震における地震波形図(地表部地震計)

11月5日 7時15分頃発生した地震における地震波形図(深度140m地震計)

図1 11月5日 7時15分頃発生した地震における地震波形図

図をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。

これまでにご紹介した調査研究の状況

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