幌延深地層研究計画は、「地上からの調査研究段階(第1段階)」、「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階)」、「地下施設での調査研究段階(第3段階)」の3つの段階に分けて進めることとしています。現在は、研究所用地やその周辺において、地下施設の建設、第2段階および第3段階の調査研究を行っています。
このページでは、調査研究の状況をご紹介します。
令和8年9月4日(金)更新
令和8年8月25日、韓国・仁川で開催された国際会議「The 2026 International Conference on Geomechanics and Engineering(ICGE26)」のミニシンポジウム「Advances in Deep Geological Disposal of High-Level Radioactive Waste(高レベル放射性廃棄物の地層処分における最新の進展)」において、幌延国際共同プロジェクト(HIP)に関する研究内容とこれまでの成果の一部を発表しました。
本ミニシンポジウムは、高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する最新の研究成果や知見を共有することを目的として開催されたもので、4か国から7件の発表がありました。人工バリアや坑道埋め戻しに使用するベントナイト系材料、処分容器、地下研究施設での実証試験、国際共同研究など、幅広い研究成果が紹介されました。
幌延深地層研究センターからは、HIPのタスクBの一環として、500 m調査坑道で進めている処分坑道やピットの配置に関する原位置調査の現状や今後の計画について発表しました。今回の発表は、幌延国際共同プロジェクト(HIP)における研究内容や成果に対する理解を深めていただく良い機会となりました。
写真 口頭発表の様子
令和8年9月4日(金)更新
日本原子力学会バックエンド部会が主催する第42回バックエンド部会夏期セミナーが8月24日、25日に旭川市で開催されました。幌延深地層研究センターからは4名の講師を派遣し、約40名の参加者に対し、これまでに進めてきた調査研究の概要および幌延国際共同プロジェクト(HIP)の各タスクでの取り組み状況について、講演を行いました(写真1)。また、8月26日にはサイトツアーとして、幌延深地層研究センターの地下施設の見学が行われ、26名が参加されました(写真2)。
参加者からは、講演内容および地下施設での試験の実施状況などについて、多くの質問があり、活発な議論が行われました。
写真1 講演の様子
写真2 地下施設見学の様子