幌延深地層研究計画は、「地上からの調査研究段階(第1段階)」、「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階)」、「地下施設での調査研究段階(第3段階)」の3つの段階に分けて進めることとしています。現在は、研究所用地やその周辺において、地下施設の建設、第2段階および第3段階の調査研究を行っています。
このページでは、調査研究の状況をご紹介します。
令和7年9月12日(金)更新
東京大学が実施する地質巡検(野外実習)の一環として、令和7年9月5日(金)に東京大学の学生19名および教員2名が幌延深地層研究センターに来所されました。地下施設では、主に東京大学と当センターとの共同研究(微生物を指標とした堆積岩中の水みち調査手法の開発)の実施内容について東京大学の教員(鈴木准教授)から学生に説明がなされました。(写真1)。また、当センターも地質巡検に協力して、上幌延の露頭※を案内し、地質観察を行いました。
写真1 地下施設での岩盤観察(鈴木准教授による解説:140m調査坑道)
※ 露頭:地層や岩石などが地表に露出している場所のことです。