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研究開発の紹介

CDAの物理現象を解明する試験研究

ナトリウムの優れた伝熱特性により溶けた炉心物質を原子炉容器内にて冷却保持し、事故の影響を原子炉容器内に収めて環境への影響を無くすことができます。そのためには、高温溶融物質の固化、冷却材の蒸発/凝縮が同時に発生する複雑な伝熱流動現象の把握が求められます。


EAGLE試験研究(カザフスタン共和国の国立原子力センターと共同で実施)

カザフスタン共和国の試験用原子炉施設(IGR:黒鉛減速型パルス型試験炉)を用いて、実際の原子炉の事故と同じく核分裂反応で燃料を溶融させ、溶融燃料の移動挙動に関わるデータを取得します。

MELT試験研究(原子力機構大洗研究所の高速炉安全性第2試験室で実施)

誘導加熱装置を用いて、燃料を模擬したセラミックス、ステンレス鋼等を溶解して落下させ、可視化等の手法によって現象を直接観察し、炉心溶融時に生じる一連の現象を詳細に把握することを試みています。

EAGLE試験研究で使用する試験用原子炉

EAGLE試験研究で使用する試験用原子炉

ナトリウム中に落下した溶融スティール鋼の微粒化・急冷挙動(エックス線を用いてナトリウム中の挙動を可視化)

ナトリウム中に落下した溶融スティール鋼の微粒化・急冷挙動(エックス線を用いてナトリウム中の挙動を可視化)

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