ナトリウム冷却高速炉実証炉の実現に向けて
これまで高速実験炉「常陽」や高速増殖原型炉「もんじゅ」で蓄積してきた研究開発成果や運転・保守経験を活用し、国や産業界、研究機関と連携しながら高速実証炉の開発を推進しています。
高速実証炉開発では、安全性、経済性、環境負荷低減性、資源有効利用性、核拡散抵抗性および柔軟性を総合的に追求し、将来の実用炉につながる技術の実証を目指しています。現在は概念設計および関連する研究開発が進められており、将来の社会に求められるエネルギーシステムの実現に向けた取り組みが進行しています。

常陽
高速実験炉「常陽」は日本で最初の高速増殖炉として、日本の自主技術で建設され、昭和52年4月24日に初めて臨界を達成しました。
現在、新規性基準に適合するための工事を進めており、早期の運転再開を目指しています。
運転再開後は、高速炉実証炉や次世代革新炉に向けた燃料・材料の照射試験、がん治療への高い効果が期待されている医療用ラジオアイソトープの製造実証に活用していく計画です。また西側諸国で唯一の高速炉として海外からの照射試験ニーズが期待されています。
