蒸気タービンシステム

発電や化学プラントの熱源に用いる原子炉出口冷却材温度(利用できる熱の温度)が750ºCの蒸気供給用高温ガス炉及び高温ガス実験炉の建設が、ポーランド共和国で計画されています。ポーランド共和国は、高温工学試験研究炉(HTTR)で培われた日本の高い高温ガス炉技術の導入に積極的な姿勢を示しており、2019年度から、ポーランド国立原子力研究センターとの間で、高温ガス炉技術分野における研究開発協力を進めています。また、ポーランド共和国での建設を想定した蒸気供給用高温ガス炉及び高温ガス実験炉の設計、安全評価、経済性評価などを、日本の民間会社とも協力して進めています。

高温ガス炉蒸気タービンシステムの概念図モデル

高温ガス炉蒸気タービンシステムの概念図