水素が叶える
未来のカタチ

高温ガス炉(次世代革新炉)
実現する水素社会

  • 製鉄所・化学プラントでの利用

    水素 熱 電気
  • 再生可能エネルギーとの融合

    電気
  • 高温ガス炉

    熱
  • 乗り物の動力源

    水素
  • 海水淡水化や地域暖房

    熱
  • 水素
  • 電気

水素を生み出す、
だから高温ガス炉

2050年のカーボンニュートラル実現にむけて、使用時にCO₂を出さない「水素」に大きな期待が集まっています。
この水素を、大量かつ効率よく作れる技術として注目されているのが「高温ガス炉」です。

高温ガス炉

2050年のカーボンニュートラル実現へ

エネルギーの未来を支える存在
高温ガス炉

優れた安全性

高温ガス炉の特徴のひとつは優れた安全性です。電源を失って冷却設備が機能を停止した場合でも安全性を担保する技術を採用。
炉心が溶けるような事態を生じさせない設計が成立する安全な原子炉として注目されています。

POINT
炉心溶融が起こらず
高温でも放射性物質を封印

高温ガス炉はリスクを徹底回避

高温ガス炉の安全性の仕組み。被覆燃料粒子やヘリウム冷却材に加え、黒鉛が熱を吸収し、さらに外部へ放熱することで、電源を失って冷却設備が機能を停止した場合でも温度の急上昇が起きない構造の解説図
「高温ガス炉って何?」 詳細を見る

水素製造にとどまらない、
多様な熱利用

高温ガス炉から供給される950℃の熱を利用すれば、安定した大量の水素製造、高効率な発電も可能です。
さらに蒸気タービンを使った発電や、化学コンビナートでの熱源利用、海水の淡水化、地域暖房など様々な活用が期待されています。

高温熱の段階的な利用(熱のカスケード利用)の解説図。900℃では水素製造や高効率発電への熱利用。750℃では蒸気タービン発電による電力供給や、化学コンビナートでの熱源利用。200℃では排熱を利用した海水淡水化や地域暖房。 高温から低温まで熱を余すことなく活用する流れを説明しています。
「高温ガス炉ができること」 詳細を見る

半世紀をかけた
研究開発、そして未来

「HTTR(高温工学試験研究炉)

1969年に多目的高温ガス実験炉の研究開発をスタート。
将来の実用化に向けて、茨城県大洗町に設立された「HTTR(高温工学試験研究炉)」にて、高温ガス炉の基盤技術の確立と、高温熱を用いた水素製造を実現するために様々な研究開発を行ってきました。

茨城県大洗町にある高温工学試験研究炉(HTTR)の施設外観と試験炉内部の様子の写真

世界各国で進む
高温ガス炉開発

世界各国で開発を進める中で、世界をリードする日本の高温ガス炉技術を国際標準として広めると共に、
国際競争力の強化を目指すその足掛かりとして、イギリスとポーランドでの高温ガス炉プロジェクトに参画しています。

2024年4月に行われた、JAEAと英国国立原子力研究所(NNL)の調印式の写真です。JAEAの小口理事長とNNLのハワースCEO(当時)が握手をしています。英国高温ガス炉燃料開発プログラムの燃料製造技術開発に係る実施覚書及びライセンス契約を締結しました。 JAEAの小口理事長とのポーランド国立原子力研究センター(NCBJ)のクレック所長(当時)が署名を行っている写真です。2022年11月、JAEAとNCBJは両機関間におけるポーランド高温ガス炉研究炉の基本設計に関する、既存の研究開発協力取決めの改定取決めに署名を行いました。
「高温ガス炉の実用化に向けて」 詳細を見る