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桐田 史生

桐田 史生

桐田 史生

最新の知見を活かしながら、
多種多様な施設の耐震安全性を評価。
関連する幅広い分野の知識が磨けることが魅力。

建設部
耐震対応整備室

平成20年度採用
理工学研究科
建築学専攻

平成25年度取材

現在のお仕事について教えてください。

平成18年に「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」が改訂されたことを受け、既存原子力施設の耐震安全性評価、いわゆる「耐震バックチェック」を実施することが求められました。
その業務の中で私は、建家や地盤、機器等の耐震安全性を評価するための地震力のベースとなる「基準地震動Ssの策定」をメインに、津波影響評価や地盤・建家の耐震安全性評価を行っています。
平成19年の新潟県中越沖地震や平成23年の東北地方太平洋沖地震といった、歴史的な地震・津波が発生するたびに、それらの知見を踏まえた耐震安全性評価や健全性評価を行う必要があり、同僚たちと悪戦苦闘する毎日です。
また、原子力機構が所有する「免震建物の維持管理業務」にも並行して携わっています。
定期点検業務の発注・監理の他、通常点検として実際に免震建物に赴いて点検作業にあたり、報告書を作成します。
他に力を入れているのは、原子力機構内の地盤及び建家で取得された地震観測記録を用いて、各拠点の地震動特性や建家の振動特性に関する研究を行うことです。
それらの成果は論文として学会に投稿するとともに、定期的に学会で発表しています。

機構の役割とここで働くことの魅力について教えてください。

桐田 史生

原子力施設の耐震安全性評価においては、建家以外にも断層・地震・津波・地盤といった多方面の分野について、一般建築の耐震設計では考慮しないような要素を詳細に反映しなくてはなりません。
非常に苦労するところですが、裏を返せば、それらに関する深い知識が得られるので、同時に大きなやりがいになっています。
発電用原子炉施設の耐震安全性については、各電力会社でもそれぞれ評価を行っているので、そういった企業でも携わることができますが、研究炉・発電炉・再処理施設等、多種多様な施設の耐震安全性評価は、原子力機構でなければ経験できないことです。
そして、それら施設の耐震安全性を高めていくのが原子力機構の役割だと思っています。

志望動機を教えてください。

桐田 史生

大学院時代は漠然と「同期たちのように設計事務所やゼネコンの構造設計部に就職するのかな」と考えており、実際にゼネコンでインターンシップも経験していました。
そして、具体的に就職を考える時になって、研究室の先生から原子力機構の建設部で数年ぶりに新入職員の募集があると聞いたのです。
偶然ですが、家族に原子力に近い分野で働いている者がいて、子どもの頃から少なからず興味はあったので、まずは話を聞いてみようと建設部の訪問見学をしました。
その時にJ-PARCをはじめ、一般建築ではなかなかやらない大規模な建設現場を目の当たりにして、設計事務所やゼネコンとは別の建築の道があることを知り、せっかくなら飛び込んでみようと原子力機構を志望しました。

自分の未来、目標は?

桐田 史生

大学・大学院時代は建築の振動学を専攻していましたが、大学院生の頃には趣味で気象予報士を取得するくらい気象・地象・水象も好きで、業務で取り組むようになった地震や津波といった分野も今では非常に興味深いテーマになりました。
また、打ち合わせなどの場でお会いする原子力機構内外の技術者の中には、まさに耐震分野の一線級のプロフェショナルの方がいらっしゃって、おおいに刺激を受けています。
その域に達するにはまだまだ勉強が必要ですが、資格取得や研究活動を通じて一日でも早く、広く深い知識を持ち合わせた耐震技術者になれるように研鑽していきたいと思っています。

OFFの過ごし方は?

入構前は、東海村というと都心から遠いイメージでしたが、実際に暮らしてみると1時間半程度で都内に出ることができるので、首都圏で開催されるコンサートやライブイベントにも友人とよく参加しています。
また、茨城県の北部にはリーズナブルなゴルフ場が数多くあるので、定期的に同僚とゴルフを楽しんでいます。
その他、子どもの頃から宇宙や星空が好きだったのですが、このあたりは空気が澄んでいて、夜空がきれいに見えるので、大学時代に天文サークルでやっていた星景写真や天体写真の撮影も再開しました。
都会では味わえない、自然豊かな土地柄を満喫しています。

学生へのメッセージをお願いします。

桐田 史生

面白そうだなと思うことや、ちょっとでも興味のあることがあったら、まずは浅くていいので、広く経験してください。
社会には学校で学べる分野をはるかに超える多種多様なニーズがあり、仕事を通じて様々な人と接する時には、ちょっとした経験が活きてくるものです。
自分にとって「深めたい」ものを見つけるのは、社会人になってからでも遅くないと思うので、まずは決めつけずに、いろいろな方向に目を向けてほしいと思います。

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