ナビゲーションをスキップして本文へ

ここから本文です。

土岐地球年代学研究所

  1. HOME
  2. 土岐地球年代学研究所

土岐地球年代科学研究所について

土岐地球年代学研究所ロゴ

土岐地球年代学研究所では、高レベル放射性廃棄物の最終処分事業や国の安全規制に必要となる科学的知見や調査・評価技術を提供するため、「地質環境の長期安定性に関する研究」を進めています。また、既存の原子力施設の安全対策の更なる向上に貢献するため、地球科学に関する新たな知見の創出と中~長期の自然災害のリスクの予測・評価に係る研究開発を進めてまいります。

地質環境の長期安定性に関する研究図 土岐地球年代学研究所役割

土岐地球年代学研究所で行っている研究内容のご紹介

  • 安定性に関する写真

    地質環境の長期安定性に関する研究

    自然現象に伴う地質環境の変化を予測・評価するための技術や手法の開発を行っています。 また、最先端の機器を用いた編年技術の開発と高度化を目指して研究を行っています。

研究設備について

土岐地球年代学研究所では、地質環境の長期安定性に関する研究で対象となる断層運動や火山・火成活動などの様々な自然現象、そして幅広い対象年代範囲を網羅するため、JAEA-AMS-TONO-5MV(ペレトロン年代測定装置)をはじめとした様々な分析装置・実験機器を備え、年代測定技術の整備や編年技術の開発、高度化を行っています。

装置の名称 年代測定法 主な反映先 対象物質 実用化への
スケジュール

加速器質量分析装置
(JAEA-AMS-TONO-5MV&300kV)
14C法 断層運動 地下水、有機物 実用化済
10Be法 侵食速度 石英 実用化済
26Al法 侵食速度 石英 実用化済
36Cl法 地下水年代 地下水 ~R4
129I法 地下水年代 地下水 実用化済
希ガス質量分析装置 K-Ar 法 断層運動 自生雲母粘土鉱物 実用化済

四重極型質量分析装置
(U-Th)/He法 侵食速度 アパタイト、ジルコン 実用化済
光ルミネッセンス測定装置
光ルミネッセンス測定装置
OSL法 断層運動
隆起速度
石英
長石
実用化済
電子スピン共鳴測定装置
電子スピン共鳴装置
ESR法 断層運動 石英
炭酸塩鉱物
~R4
実用化済

高精度希ガス質量分析装置

希ガス法 地下水年代 地下水 実用化済

電子プローブマイクロアナライザ
CHIME法 後背地解析 モナザイト、ジルコン 実用化済


レーザーアブレーション誘導結合
プラズマ質量分析装置
U-Pb法 後背地解析
断層運動
ジルコン
炭酸塩鉱物
実用化済
実用化済

フィッショントラック自動計測装置
FT法 侵食速度 アパタイト、ジルコン 実用化済
その他の分析装置はこちら

施設見学について

土岐地球年代学研究所では、高レベル放射性廃棄物の地層処分の長期的な安全性評価と関係が深い地震や火山などの自然現象に関する研究開発をご紹介する見学を実施しています。

見学では、本ページにて紹介している年代測定に利用する分析装置をご覧いただけるとともに、直接研究者から研究開発の様子について話を聞くことができます。


見学内容

【所要時間:約55分】

①東濃地科学センターの概況説明(約30分)

②加速器棟の見学 年代測定装置(約25分)

見学日・受入人数等

見学可能日時 毎週 月・金曜日 9:00~12:00または13:30~16:00
受入可能人数 1団体30名以下

※施設の稼働状況や点検の関係から、希望日に施設が見られない場合がありますので、電話もしくはメールにてご確認ください。

※見学は小学生以上となります。小学生の方は、保護者同伴、または、引率者が必要となります。

申込手順

1.見学希望日の3週間前までに希望日の空き状況を下記連絡先のいずれかまでお問い合わせください。当センターからご返答ののち、予約完了となります。予約は3か月後までの期間でお受けしています。

2.予約完了後、「施設見学申込書(エクセルPDF)」に必要事項をご記入の上、Eメール・FAX・郵送のいずれかの方法でお送りください。

※予約をした日から1週間以内に提出をお願いします。

「施設見学申込書」に添付する名簿については、見学希望日の2週間前までにご提出ください。なお、見学される方に外国籍の方が含まれる場合は、3週間前までのご提出をお願いいたします。

お問合わせ先・施設見学申込書送付先

TEL:0572-53-0211(電話受付時間平日9:00~12:00、13:00~16:00)

FAX:0572-55-4114

MAIL:tono-shisetsukengaku@jaea.go.jp

郵送先:〒509-5102 岐阜県土岐市泉町定林寺959番地の31 総務・共生課 宛

安全と環境

東濃地科学センターでは、超深地層研究所計画などの事業活動による環境負荷に関して法律に基づく測定や自主的な測定をしており、結果をホームページで掲載しています。

法律に基づく測定

法律等を参考にした自主的な測定