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東濃鉱山(閉山措置中)

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東濃鉱山について

東濃鉱山では、昭和47年より月吉ウラン鉱床の形態や品位分布状況を明らかにする目的で坑道を掘削し、昭和61年度からは地層科学研究の場として、主に堆積岩を対象に岩盤中の物質移動に関する研究等を実施しました。

東濃鉱山の坑道を利用した調査研究は、所期の目的を達成したことから、平成16年3月に終了し、同年10月に休止鉱山とし、閉山措置について検討を始め、平成22年度から閉山措置を実施しています。閉山措置作業は計画どおりに進んでおり、これまで立坑を含む坑道の充填作業、主要な地上施設の解体撤去作業等が終了しています。現在は法令上求められる周辺監視区域境界等における線量等量率測定等と、用地内の巡視、点検等を実施しています。

また、東濃鉱山産以外の鉱石等を保管しています。これらの鉱石等については、有効活用を図るための措置の方法を検討しています。

沿革

  • 昭和39年

    原子燃料公社が東濃地域でウラン探鉱を開始(2月)

  • 昭和39年

    原子燃料公社が月吉鉱床を発見(11月)

  • 昭和40年

    東濃探鉱事務所を開設(9月)

  • 昭和42年

    動力炉・核燃料開発事業団設立(10月)

  • 昭和47年

    調査立坑の開削開始(9月)

  • 昭和48年

    東濃鉱山調査坑道が完成(5月)

  • 昭和49年

    予備的鉱山評価を実施(5月)

  • 昭和61年

    地層科学研究を開始(4月)

  • 昭和63年

    組織的な国内ウラン探鉱を終了(3月)

  • 平成3年

    東濃鉱山第2立坑が完成(9月)

  • 平成6年

    日本無重量総合研究所への第2立坑の一部供用開始(2月)

  • 平成16年

    東濃鉱山坑内における地層科学研究が終了(3月)

  • 平成16年

    休止鉱山認可(10月)

  • 平成22年

    閉山措置に着手(組織名の変更、不要物の撤去等)(10月)

  • 平成24年

    坑道充填作業に着手(3月)

  • 平成27年

    坑道充填作業が完了(2月)

  • 平成28年

    主要な地上施設等の解体撤去が完了(3月)

  • 平成30年

    周辺監視区域を鉱業用地境界に変更(4月)

月吉ウラン鉱床

東濃鉱山月吉ウラン鉱床図

施設等の状況

東濃鉱山鉱業用地平面図
施設解体状況比較写真

安全と環境

東濃鉱山では周辺監視区域を設定し、この周辺監視区域の境界沿いにモニタリングポストを設置するとともに、周辺監視区域内外にも測定地点を設け年間を通して線量当量率及び平衡等価ラドン濃度の測定を実施しています。また、鉱山からの排出水の放射性物質濃度についても年間を通して測定を実施しています。

これらの測定結果は、鉱山保安法施行規則に基づき中部近畿産業保安監督部へ報告しています。

東濃鉱山における放射性物質等測定状況

法律に基づく測定

東濃鉱山の閉山措置の進捗に伴い、令和元年度をもって測定を終了

法律等を参考にした自主的な測定

東濃鉱山の閉山措置の進捗に伴い、令和元年度をもって測定を終了


東濃鉱山の閉山措置の進捗に伴い、令和元年度をもって測定を終了


東濃鉱山の閉山措置の進捗に伴い、令和元年度をもって測定を終了