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国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

高レベル放射性廃棄物の地層処分研究開発

 用語集

あ行か行さ行た行/な行/は行ま行や行ら行参考文献

な行

ナチュラルアナログ
廃棄物埋設後の放射性核種の挙動や人工バリアの腐食・変質など,地層処分システムにおいて想定される現象と類似した,自然界で過去に起こった長期的変化に関する現象。
火山から噴出したガラス,古代の遺跡などから発掘される銅鐸,地下に埋設された古い鋳鉄管などは,人工バリアの候補材であるガラスや金属に類似しているため,これらの地下での長期的な変化を調べることにより,人工バリアで生じ得る現象を確認したり,評価方法の妥当性をチェックすることができる。また,天然の放射性核種を含むウラン鉱床などは,地層処分システム全体のナチュラルアナログの研究の場として利用できる。(参考【1】を参照)
ニアフィールド
人工バリアとその設置などにより影響を受けると考えられる人工バリア近傍の岩盤とを合わせた領域。(参考【1】から引用)
人間侵入
将来の人間が,地下深部に処分した高レベル放射性廃棄物等に接近すること。これにより人体に直接的な影響が及ぶことが想定される。人間侵入には,処分場の存在を認識したうえで処分場に侵入するケース(処分場の存在を認識した人間侵入)と,処分場の存在を認識せずに偶発的に処分場に侵入してしまうケース(偶発的な人間侵入)が想定される。

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