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国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

高レベル放射性廃棄物の地層処分研究開発

 母岩特性評価国際ワークショップ


ワークショップ「処分場の成立性、安全性の観点から岩盤特性を把握するための実際的アプローチの論点整理」
(平成22年10月7日〜8日)

地層処分場レイアウトの検討には,処分場の成立性,操業時の安全性や閉鎖後の長期安全性を確保できる岩盤特性を把握するための方法論の整備が求められます。そのため,原子力機構では,深地層の研究施設計画で取得した情報を用いて,処分場閉鎖後の核種移行遅延性能が相対的に高い岩盤領域を特定するアプローチについて検討を進めてきました。本ワークショップでは,そうした検討を踏まえ,国内外の専門家との議論により,実際的なアプローチを導くための論点の整理を行いました。

2日間にわたって開催したワークショップには,わが国の地層処分の実施主体,安全規制に関係する機関,大学等の専門家のほか,処分計画等が先行している諸外国の関係機関および機構の専門家ら総勢約60名に参加いただきました。1日目にわが国および諸外国の地層処分の安全確保に関する取組みや方針,検討事例の紹介を行い,これを踏まえて,2日目には参加者が事業者,規制者,サイト調査者の立場を想定したグループに分かれ,それぞれの立場から,岩盤特性を把握する上で重要となる論点を,わが国の地層処分の安全確保の観点から議論を行いました。国内外の事業・規制に関係する専門家を交えた議論は,原子力機構の今後の研究計画の策定において有効であるとともに,国際的にも共有すべき有意義なものであったと総括されました。

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