被害箇所 | 被害状況 | 復旧状況 |
その他原子炉の付属施設・排気筒 | 排気筒の上部から約11mが倒壊し、落下した。 損壊した排気筒により一部コンクリートダクトが長さ約2mの範囲で損壊した。 (排気筒内の汚染検査を実施した結果、汚染は無い(検出下限値未満)。) |
平成25年3月までに、一部が倒壊した排気筒の一部解体・補修及びコンクリートダクトの補修を終了する予定である。 |
その他原子炉の付属施設・15tonクレーン室 | 建家の柱全体が座屈している。 窓ガラスの半分程度が割れている。 |
補強等を行った後、気体廃棄物の廃棄設備を解体撤去し、平成26年度に建家を解体する予定である。 |
貯蔵施設・燃料貯蔵庫 | 地盤沈下により燃料貯蔵庫が沈下傾斜し、隙間(約40mm)及び段差(約150mm)が生じた。 (燃料貯蔵庫内の汚染検査を実施した結果、汚染は無い(検出下限値未満)。) |
補修完了。 |
廃棄施設・放射性廃液貯槽室 | 放射性廃液貯槽室の損傷により出入口と貯槽室に隙間(約40mm)及び段差(約150mm)が生じた。 (隙間周辺の汚染検査を実施した結果、汚染は無い(検出下限値未満)。 |
補修完了。 |
空気圧縮設備・配管 | 15トン室の空気圧縮設備用の配管がガレキの落下により破損した。 5月18日、巡視点検において、空の漏洩を確認した。(非管理区域であるため、汚染検査の必要はない) |
漏洩箇所は、大破した15tonクレーン室(立入禁止区域)の下部と推定される。大破した15tonクレーン室(立入禁止区域)の解体計画(平成26年度予定)に併せて、圧空の埋設配管を補修する予定である。 |
被害箇所 | 被害状況 | 復旧状況 |
排気設備(屋外排気ダクト) |
屋外排気ダクト(排気第2系統の1次側)の一部に亀裂※亀裂が生じた排気ダクトの上流側のフードや作業室では、平成20年から本施設において放射性物質は使用していない。また、地震当日も本施設において放射性物質を用いた作業を行っておらず、当該排気設備は運転していなかった。 |
現在の補修(ビニールシート養生をテーピングで補強した)について定期的に手直しを行い、維持管理していく。 |
被害箇所 | 被害状況 | 復旧状況 |
本体施設管理区域(1F)の内壁等 | 本体施設ⅡⅢⅣ棟の接合部及び柱、壁等に亀裂がある。 ・本体施設のⅡ棟とⅢ棟(131号室北側上部)の接合部壁に亀裂(隙間) ・本体施設のⅢ棟とⅣ棟(133号室東側)の接合部の柱に亀裂(損傷) ・本体施設のⅢ棟とⅣ棟(143号室西側下部)の接合部の壁に亀裂(損傷) (管理区域内の定期サーベイにより、汚染がないこと(検出下限値未満)を確認) |
専門業者による調査結果に基づき、平成25年2月までに当該箇所の補修工事を終了する予定である。 |
被害箇所 | 被害状況 | 復旧状況 |
液体処理建家管理区域境界の窓ガラス |
液体処理建家の管理区域境界の窓ガラス3枚破損※本建家は既に核燃料物質使用施設を停止しており、地震当日に建家内で放射性物質の取扱作業は行っていない。 |
補修完了。 |