放射線の管理、放射線及び放射能の管理に必要とされる測定技術等の開発を行っています。
試験研究用原子炉、核燃料物質取扱施設、放射性同位元素使用施設等の原子力施設に適用される法令を確実に遵守するため、各施設の放射線監視、放射線業務従事者の放射線安全の確保及び管理区域から搬出される物品の汚染検査を確実に実施しています。
原子力科学研究所の原子炉施設等の運転によって周辺住民が受ける放射線の被ばく線量が、法令で定められている限度を十分に下回っていることを確認するため、周辺環境の放射線測定、環境試料の放射能分析・測定及び気象観測を行っています。
原子力科学研究所では、放射線業務従事者の被ばく管理のため、個人線量計を用いた外部被ばく線量の測定と、全身カウンタ、バイオアッセイ、作業環境中の放射性物質濃度測定による内部被ばく線量の測定を行っています。また、測定された線量の結果は、適切に保存、管理され、本人への通知及び国等へ報告されます。
放射線測定器の信頼性確保に必要な校正施設を維持管理しています。また、放射線管理用の様々な試料の放射能の測定評価を行っています。
→ 施設の人・物・周辺環境の放射線管理
森下 剣 平成28年度採用
放射線管理部 放射線管理第2課【再処理特研管理地区(9施設)を担当】
→ 環境試料中に含まれる放射性物質の分析
大谷 怜 令和4年度採用
放射線管理部 環境放射線管理課【体内RI分析建屋にて勤務】
研究用原子炉及びタンデム加速器等の運転、保守及び技術開発。
→研究用原子炉・加速器へ
高レベル放射性物質を取り扱える大型施設を含む11施設の管理。
→ホット試験施設へ
核燃料サイクルや放射性廃棄物に関する安全研究、基礎・基盤研究。
→臨界実験装置へ
放射性廃棄物の減容・安定化処理方法、保管方法、保管数量等
→放射性廃棄物の管理へ
放射線及び放射能の管理に必要とされる測定技術等の開発。
→放射線の管理へ
原子力施設の保守管理及び省エネの取組み。
→施設の保守管理へ
安全・衛生全般にわたる管理、事故や災害が起こった場合の監督業務。
→原子力防災へ
使命を終えた施設及び老朽化した施設については、効率的かつ計画的に廃止措置を進めます。
→原子力施設を廃止措置するへ
福島第一原子力発電所の事故を受け、その早期廃止措置に向けた原子力科学研究所での取り組みを紹介します。
→福島復興に向けた技術を開発するへ