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環境の放射線(能)管理

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原子炉施設等から放出された排気、排水中に含まれる放射性物質は、様々な経路を通って人の被ばくの原因となります(被ばくを与える経路の例を以下の図に示します)。排気・排水中の放射性物質の情報や気象データ等を基に、人の居住地における線量や海水中に拡散した放射性物質による線量を計算評価し、法令で定められている限度を十分に下回っていることを確認します。また、測定データや評価結果をとりまとめ、定期的に国や地方自治体に報告しています。

人が被ばくを受ける様々な経路の例
人が被ばくを受ける様々な経路の例

環境放射線の監視pageTop

原子力科学研究所構内・外に設置したモニタリングポスト、モニタリングステーションにより環境中の空間放射線量率や空気中放射性物質の濃度等を測定し、環境放射線監視装置による連続監視を行うともに、気象観測設備による気象情報の収集等も行っています。また、積算線量の測定や環境放射線観測車による放射線測定を広範囲に行っています。

環境放射線監視システム

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環境へ放出される放射性物質の蓄積状況の監視及び飲食物の摂取による被ばく評価のため、降下塵、土壌、農畜産物等の陸上試料や海底土、海水、海産物等の海洋試料を定期的に採取し、化学分析と放射能測定を行っています。

*測定対象の放射線に応じて使用する測定機器が異なります。

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