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成型爆薬切断工法

 遮へいコンクリートを貫通し圧力容器に接続している配管は、配管の内部から遠隔で切断する必要があります。なぜならば、圧力容器と遮へいコンクリートとの間隔がわずかなため、配管の外側から接近し、切断することが困難な状態であるためです。 この工法は、管内に成型爆薬を装着し、その爆発時に金属ライナーが高速の微粒子となってジェットを形成し、このジェットで管の切断を行うものである。原理的には相当大きな切断能力を有し、しかも小型軽量であるので、対象物への装着治具が用意できればこの工法の応用範囲はかなり広い。

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成型爆薬切断装置

成型爆薬
成型爆薬

ネズミロボットによる装薬
ネズミロボットによる装薬

成型爆薬により切断した配管の状況(原子炉水位系配管)
成型爆薬により切断した配管の状況(原子炉水位系配管)

炉心スプレー配管防護板設置状況
炉心スプレー配管防護板設置状況

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