原子力機構は、原子力留学制度*1や国際機関等への派遣制度*2を拡充させることにより、国際的な視野を身に付けた若手職員の育成に取り組んでいます。
原子力留学制度や国際機関等への派遣制度の他にも国内外における様々な研修*3を拡充し、外国語によるプレゼンテーションやディスカッション等の実用的なスキルを身に付けることにより、国際的視点を持った世界的に活躍できる職員の育成に力を入れています。
Yurina SEKINE
Researcher
Northwestern University
※取材時点の所属及び組織名称
留学先のRogers研究グループは、フレキシブルエレクトロニクスの分野で世界的に有名で、世界中から集まった100人程の研究者が日々、切磋琢磨してNatureやScience誌に掲載されるような最先端の研究を行っている研究室でした。
留学中は放射性重金属センサー等へ応用可能なフレキシブルセンサーデバイスの研究開発を行いました。
休日は研究室の同僚と各々の国の料理を紹介しあい、シカゴのレストランやジャズバー巡りをして楽しみました。
1年間の留学中には、汗等のバイオフルイドから重金属や重要なバイオマーカーを直接検出できる新規のマイクロ流路センサーデバイスの開発に成功しました。
世界各国の研究者達と日々議論を交わしながら最先端の研究を行うことは大変刺激的であり、研究内容だけではなく思考方法や異なる文化等、本当に多くのことを学ぶことができました。