供用施設

ふくいスマートデコミッショニング技術実証拠点について(スマデコ)

スマデコの利用状況

利用実績106件(福井県内65件、福井県外41件)

見学者数1,476名(福井県内712名、福井県外764名)

3つのフィールド

「ふくいスマートデコミッショニング技術実証拠点」(以下「スマデコ」と略す)は、文部科学省の支援施策である平成28年度補正「地域科学技術実証拠点整備事業」で採択され、平成29年5月より建設を開始し、翌年6月より運用を開始しました。

スマデコ施設は、原子力発電所の廃止措置に関する技術について地元企業の成長を支援し、産学官が一つ屋根の下で地域経済の発展と廃止措置の課題解決に貢献するための拠点で、3つのフィールドを有しています。

日本原子力研究開発機構の廃止措置への取り組み

「廃止措置」とは、運転の終了した原子力発電所などの原子力施設から放射性物質を取り除き、安全に解体・撤去することをいいます。「ふげん」、「もんじゅ」の廃止措置は、原子炉等規制法に従って、運転終了後も維持管理が必要な設備について考慮しながら、安全かつ合理的に施設の解体を進めています。

廃止措置のための技術開発や廃止措置を通じて得られる成果などについては、わが国における他の原子力施設の廃止措置においても有効に活用していただけるよう、関係機関との連携や技術協力を行いつつ、積極的に公開しています。

スマデコが目指すもの

スマデコは、福井県の強み(15基の様々なタイプの原子炉が存在、原子力関連産業に携わっている企業が多い、原子力関連の教育・研究インフラが多く立地等)を活かし、地元企業の成長を支援する拠点として整備し、廃止措置技術の基礎研究から実証までを一貫して取り組めるように整備するものです。ここでは、技術力の強化により地元企業の廃止措置事業への参画を容易にし、廃止措置ビジネスの確立と関連企業群の育成を支援することを目指しています。

ふくいスマートデコミッショニング技術実証拠点の整備

国内外で原子力発電所の廃止措置ニーズが高まりつつある中、福井県の強みを活かし、若狭地区の電気事業者と連携を図りつつ、技術強化等により廃止措置ビジネスをリードする地元企業の成長を支援し、地域経済の発展と廃止措置の課題解決に貢献

福井県の強み

★我が国初の商用軽水炉をはじめ、我が国の約1/4の原子力発電所が存在

★県内企業は、長年に亘り県内の原子力発電所の建設、保修、運転、点検等に参入し原子力発電所を熟知

★敦賀市には原子力機構、福井大学付属国際原子力工学研究所、若狭湾エネルギー研究センター、福井県国際原子力人材育成センター等の教育・研究インフラが多く立地

★福井県の嶺南Eコースト計画の下で連携基盤が存在

嶺南Eコースト計画の概要(リンク先:福井県HP)

嶺南Eコースト計画(本体)(リンク先:福井県HP)

もんじゅ、ふげん

全国・世界の市場へ展開

技術力強化により県内企業の廃止措置事業への参画を容易にし、廃止措置ビジネスの確立と関連企業群の形成を図る。

スマデコの連携体制図

つるそうけんキャラクター

スマデコの各フィールドをモチーフにした、当センターのキャラクターをご紹介します。

レアル 「廃止措置解体技術検証フィールド」から生まれた”レアル”

レーザーまん 「レーザー加工高度化フィールド」から生まれた”レーザーまん”

モック 「廃止措置モックアップ試験フィールド」から生まれた”モック”

供用施設のご紹介

スマデコの概要について

スマデコの概要

スマデコの利用状況について

利用状況

スマデコのご利用方法について

ご利用方法

パンフレットについて

パンフレット

バーチャルツアーについて

バーチャルツアー