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未来を担うエンジニアたち
研究・工程管理における試料分析

丹保 雅喜

臨界ホット試験技術部 BECKY技術課

BECKY技術課では、バックエンド研究施設の設備保守・管理の他、研究に必要な分析や工程管理における分析対応を行っています。
私は分析チームの一員として、工程管理に必要なウラン濃度分析や、TMI-2デブリ・模擬デブリ試料等の分析を実施しています。また、分析作業の他、分析設備の保守管理やIAEAの査察対応も担当しています。
(所属部署等は取材当時の情報です。)

※TMI-2デブリ:米国スリーマイルアイランド原子力発電所2号機において発生した事故により生成
した燃料デブリ。

一日のスケジュール

寮から自家用車で
通勤しています。

昨日の作業実績と当日の作業における危険源と
対策についてチームで打合せをします。

天秤校正から始まり、保護具の着用を確認後、フードの中でウランの濃度測定及び酸濃度の
測定を行います。(工程分析)

構内循環バスで食堂まで移動し、
同期と食事をしています。

デブリ分離試験後の試料を用いて、
各金属の同位体組成の測定を行います。
(研究試料分析)

各測定結果からの報告資料の作成を行います。
結果に対して自分なりの意見を
持ったうえで、上司に報告します。

進捗状況から明日の予定を決めます。
また、明日必要な書類を前日に準備して
おきます。

ジムで運動したり、お風呂屋さんに行ったり
してリフレッシュしてます。

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