ウランと環境研究プラットフォーム


 人形峠環境技術センターでは、核燃料サイクルのフロントエンドの研究開発を60年以上にわたり進めてきました。平成13年3月のウラン濃縮原型プラント運転終了をもって、フロントエンドの研究開発を終え、その後は、これらの施設の解体や除染技術の研究開発を行ってきました。
 今後は、廃止措置を着実に進めるために不可欠な、ウラン廃棄物を安全に処理・処分するための研究開発が必要になったことから、第3期中長期計画に入ったことを契機として、今後の事業計画案を検討してまいりました。

 平成28年12月、事業計画案として、廃止措置を着実に進めつつ、地域や国際貢献を行うための仕組であります「ウランと環境研究プラットフォーム」構想を取りまとめ、「ウランと環境研究懇話会」におけるご意見やご提案を踏まえた事業計画案を取り纏めました。