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再処理特別研究棟

 1966年に建設された再処理試験用の施設であり、本体施設、廃液長期貯蔵施設などから構成されている。本体施設には、プルトニウムセル、ホットケーブ、グローボックスなどの多くの設備が設置されている。我が国で初めて、PUREX法により200グラムのプルトニウムの抽出に成功した施設である。再処理特別研究棟(JRTF)を解体実地試験の場とし、将来の核燃料サイクル施設の解体・廃止措置に向けて解体作業に係る管理データ、廃止措置経験の取得等を目的として解体作業が行われている。

運転期間

施設規模: 3つの建家(3,000m2、160m2、400m2
施設目的:

PUREX法による再処理試験
200gのプルトニウムを回収

施設使用: 燃焼率測定、廃液処理等の試験に利用

解体計画

1990年~1998年: 解体技術開発、廃液処理
1996年~:

解体実地試験

再処理特別研究棟の解体

再処理特別研究棟の解体

YAGレーザによる汚染コンクリートの表層はく離技術pageTop

 汚染されたコンクリート表層にエネルギー密度の高いレーザを照射し、コンクリート中のシリカ、アルミナ等を溶融・ガラス化させて効率的にはく離する技術。

YAGレーザによる汚染コンクリートの表層はく離技術

ホットケーブ内の機器解体撤去pageTop

解体前
解体前

機器の切断
機器の切断

解体後
解体後

分析セルの解体撤去 pageTop

解体前
解体前

機器の切断
機器の切断

解体後
解体後

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