職員紹介

松本 早織(2022年入社)

現在の業務について

私が配属された廃棄体化技術開発課では、サイクル研で使用された有害物質を含む廃棄物の廃棄体化に関する研究開発であったり、1Fから発生する汚染水処理二次廃棄物に関して、セメント固化技術の研究開発を行っています。廃棄物といっても物性や状態は様々であるため、その特性に合わせた固化材料の検討のためにセメント固化体やジオポリマー固化体を作製し、試験を行っています。また、研究開発だけでなく、安全に試験を行うために、試験で使用する設備についても自分たちで点検を行ったり保守を行っています。
 廃棄物を安全に処分するために適切な処理を行うことは核燃料サイクルを成立させるために必要不可欠であり、そのバックエンド技術開発に直接携われる今の業務にとてもやりがいを感じています。

就活生のみなさんへ

学生の頃は研究室や授業もかなり忙しかったですが、時間を見つけて気になる企業を調べてみたり、さまざまな企業のインターンシップに参加しました。コロナ禍であったこともありオンライン開催も多かったですが、実際にインターンシップに行ってみるとホームページではわからない会社の雰囲気を感じることができました。そのため、気になる企業は積極的に短期でも長期でもインターンシップに参加することをおすすめします!

JAEAでも夏期実習生や特別研究生の募集をしているので、実際に働いている先輩方とお話しするいい機会になると思います。施設見学会も随時開催されているため、少しでも原子力やJAEAに興味のある方は参加してみてください。また、廃棄体化技術開発課には分析装置や試験装置が多くあるため、研究・開発を行いたい学生さんもお気軽にご連絡いただければと思います!