CDAにおける事象進展の評価
高速炉の安全性を評価する上で、CDAを想定しても、損傷炉心物質が炉容器内に閉じ込められること(In-Vessel Retention:IVRの成立)を示す必要があります。
- IVR成立のポイント
- 炉心損傷時に機械的エネルギーが発生しても炉容器内に格納できるか?
- 最終的に再配置された損傷炉心物質を安定に冷却保持できるか?

CDAを解析する手法の開発と整備
CDAの事象進展を解析するコード(コンピュータ・プログラム)を開発し、国際協力の下で系統的な検証研究とコード整備を行っています。
| 起因過程解析コード SAS4Aの開発 |
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| 遷移過程解析コード SIMMERの開発 |
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CDAの物理現象を解明する試験研究
ナトリウムの優れた伝熱特性により溶けた炉心物質を原子炉容器内にて冷却保持し、事故の影響を原子炉容器内に収めて環境への影響を無くすことができます。そのためには、高温溶融物質の固化、冷却材の蒸発/凝縮が同時に発生する複雑な伝熱流動現象の把握が求められます。
試験研究 |
実施 |
概要 |
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EAGLE 試験研究 |
カザフスタン共和国の国立原子力センターと共同で実施 | カザフスタン共和国の試験用原子炉施設(IGR:黒鉛減速型パルス型試験炉)を用いて、実際の原子炉の事故と同じく核分裂反応で燃料を溶融させ、溶融燃料の移動挙動に関わるデータを取得します。 |
MELT 試験研究 |
原子力機構大洗原子力工学研究所の高速炉安全性第2試験室で実施 | 誘導加熱装置を用いて、燃料を模擬したセラミックス、ステンレス鋼等を溶解して落下させ、可視化等の手法によって現象を直接観察し、炉心溶融時に生じる一連の現象を詳細に把握することを試みています。 |
