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JPDRの解体

解体廃棄物の管理pageTop

 原子力施設の解体に伴って大量に発生する解体廃棄物を安全に管理するために、放射性廃棄物を収納する遮へい容器の開発、放射能レベルが極めて低いコンクリート廃棄物の浅地中埋設実地試験、解体廃棄物の大部分を占める放射性廃棄物でない廃棄物の再利用技術などの開発が進められてます。

放射性廃棄物管理について

 原子炉施設の解体に際して発生する放射性廃棄物の安全な管理技術の開発を目的として、廃棄物容器、固型化処理技術等が開発されました。

遮へい付収納容器の保管作業
遮へい付収納容器の保管作業

放射能レベルが極めて低い放射性棄物の埋設について

 解体によって発生する放射能レベルが極めて低いコンクリート廃棄物を実際に浅地中に埋設して、環境に影響を与えることなく埋設出来ることを実証する埋設実地試験が行われています。

埋設実地試験場
埋設実地試験場

放射性廃棄物でない廃棄物の取扱について

 解体撤去で発生した廃棄物の大部分は、放射性廃棄物でない廃棄物として区分されるコンクリートで、これらは細かく砕いて再生資源としてJPDRの解体で生じるくぼ地の埋め戻し材に利用するほか、所内において道路や構築物の地下として有効利用されました。

破砕コンクリートによる埋戻し作業
破砕コンクリートによる埋戻し作業

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