安全確保の仕組み

トレンチ型埋設

トレンチ型に埋設する廃棄体等は、もともと放射能レベルが極めて低いものです。 コンクリートピットがなくても、周辺土壌等の天然バリアによって、放射性物質が生活環境へ移行することが十分に抑えることができ、安全性を確保します。

 

コンクリートピット型埋設

コンクリートピット型埋設では、トレンチ型埋設に埋設する廃棄体等より放射能がやや高いため、コンクリートピットと水を通しにくい粘土層(ベントナイト混合土)の中に埋設します。これらを人工バリアと言います。

人工バリアは、廃棄体等に含まれている放射性物質の放射能が減衰するまで、放射性物質を閉じ込めて漏出を防止します。

将来、人工バリアの放射性物質を閉じ込める機能が低下した場合でも、ベントナイト混合土と周辺土壌などによって、放射性物質が生活環境へ移行することが十分に抑えることができ、安全性を確保します。