埋設の方法

原子力機構が計画している埋設方法にはトレンチ型埋設コンクリートピット型埋設の二種類があります。この二種類の方法は、国内で既に行われています。

* 埋設施設は、埋設地の立地条件を考慮して、設計・建設します。

トレンチ型埋設

地下数メートルの位置に、放射能レベルが極めて低い廃棄体等を埋設する方法です。

日本原子力研究開発機構 廃棄物埋設実地試験施設

  • 日本で初めて原子力発電した動力試験炉(JPDR)の解体コンクリートなどを埋設
  • 1995年~1997年にかけて廃棄物を埋設処分し、現在はモニタリングを行っています。
原子力科学研究所


コンクリートピット型埋設

地下十数メートルの位置に埋設設備(コンクリートピット)を設け、放射能レベルの低い廃棄体等を埋設する方法です。

日本原燃株式会社 低レベル放射性廃棄物埋設センター

  • 原子力発電所などから発生した低レベル放射性廃棄物を埋設
  • 1992年に埋設を開始しています
提供:日本原燃株式会社