はじめに

放射性廃棄物の埋設処分が必要です

放射性物質放射線は、原子力を安全に利用していくための研究や教育、材料等の加工や医療機器の滅菌処理、がん治療や検査など様々な分野に用いられ、私たちの生活にとって重要なものとなってきています。

これらの利用に伴い発生する低レベル放射性廃棄物を研究施設等廃棄物といいます。家庭ごみや産業廃棄物と同様に、適切に処理し、最終的に埋設処分することが必要です。


原子力機構は埋設処分事業に取り組んでいます

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(原子力機構)は、わが国唯一の総合的な原子力の研究開発を行う機関です。

原子力機構は、文部科学省の「原子力分野の研究開発に関する委員会」の報告及び、それを踏まえて整備された法令等を受け、日本の研究機関、大学、民間企業、医療機関等から発生する研究施設等廃棄物の埋設処分事業に取り組んでいます。