超深地層研究所計画
研究坑道掘削工事に伴う環境管理測定状況
旧瑞浪超深地層研究所用地はウラン鉱床の東端付近に位置することから、深度約120mから約180mの区間の堆積岩には普通の土よりもやや多いウランが含まれると想定されました。坑道の掘削工事では、環境管理に必要な測定値として空間放射線量率及び水中ウラン濃度の管理目標値を定めて自主的に管理するとともに、この区間の掘削にあたり掘削土中のウラン濃度分析を行うなどの確認を行いながら作業を進めました。
これらの観測は、旧瑞浪超深地層研究所の坑道埋め戻し及び地上施設の撤去が完了し、坑内からの排水がなくなったことから令和3年度をもって終了しました。