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バックエンド技術開発建家

◎ 施設目的

放射性廃棄物の処分に向けて、廃棄物試料の放射能分析を行うことを目的とした施設です。

◎ 解体技術の開発

  • 昭和46年
    動力試験炉(JPDR)の付属建家「ダンプコンデンサ建家」として竣工
  • 平成 8 年
    JPDR解体後、建家名称を「バックエンド技術開発建家」に変更

◎ 特徴

フード及び各種測定装置があり、α,β,γ核種の放射能分析及び化学分析が可能です。

◎ 設備

フード 13台

多重γ線測定装置

1台

Ge半導体検出器(γ線測定装置)

3台

β線スペクトロメータ(ピコベータ)

1台

液体シンチレーションカウンタ(β線測定装置)

2台

ガスフロー検出器(α/β線測定装置)

2台

Si半導体検出器(α線測定装置)

12台

誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)

2台

誘導結合プラズマ発光分析装置(ICP-AES)

1台

◎ 主な研究項目

  •  研究施設から発生する放射性廃棄物に対する合理的な放射能濃度評価方法の構築を目的として、各種試料に対する簡易・迅速な分析手法の開発及び開発した手法を用いた放射化学分析を実施し、放射能データの蓄積を進めています。
  •  東京電力(株)福島第一原子力発電所で採取された各種廃棄物試料の放射能分析を実施し、事故で発生した放射性廃棄物の処理・処分方法の検討に貢献しています。

建家外観
建家外観

フード
フード

多重γ線測定装置
多重γ線測定装置

ICP-AES
ICP-AES

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