科学技術行政、とりわけ原子力行政に長く従事した。
日本の原子力研究開発の中核をなす総合的な研究開発機関として、高速増殖炉サイクル技術、核融合研究開発、高レベル放射性廃棄物処分技術、量子ビームテクノロジーを始めとする原子力の幅広い分野における研究開発を担う。
米国で語学研修後、
に勤務の後、包括的核実験禁止条約機関準備委員会暫定技術事務局の事務局長特別補佐官（監察担当）ポストに応募し、採用され、2007年9月、オーストリア国ウィーン市に赴任し現在に至る。
その後東京事務所次長、国際・核物質管理部長を歴任。現在、核不拡散と原子力平和利用の両立のため活躍中。
在ウィーン国際機関日本政府代表部専門調査員、国際基督教大学COE研究助手を経て2005年から現職。博士（大阪大学、国際公共政策）。
署名国専門家の立場から査察レジーム構築に貢献。
専門は放射化学、アクチノイド元素の溶液化学
日立製作所入社後、放射性廃棄物処理、再処理の研究開発に従事。
現在は、六ヶ所再処理工場の支援業務、先進的原子燃料サイクル技術の開発を担当。
日本・米国・ヨーロッパ原子力学会、国際保障学研究会会員。
海外では、ワシントン(69〜71年)、ジュネーブ(77〜79年)、テルアビブ(79〜81年)、ニューヨーク(87〜90年)、マニラ(90〜92年)、ボストン(総領事94〜96年)、ニューヨーク(96〜97年)、ウィーン(国際機関担当大使99〜01年)、リアド(大使01〜03年)の各地に勤務した後、コフィー・アナン国連事務総長の下で軍縮担当国連事務次長(03〜06年)を勤め、06年１月からスイス兼リヒテンシュタイン駐在大使、08年10月退任。08年9月、核不拡散・核軍縮に関する日豪国際委員会の諮問委員会委員に任命される。
外務本省では、当時の宮澤外務大臣(74〜76年)、須之部外務次官(81〜82年)の秘書官を勤めた他、政務・経済両方の畑を歩んだ。
アメリカ局北米第二課(72〜74年)、欧亜局西欧第二課長(82〜84年)、情報調査局企画課長(84〜86年)、経済局審議官(91〜94年)、軍備管理・科学審議官(97〜99年)を歴任。
ＮＨＫ入局以来、30年にわたって、軍事・安全保障担当の国際記者として、冷戦時代は東西軍備管理問題、冷戦後はベルリンの壁崩壊、湾岸戦争、ユーゴスラビア紛争、北朝鮮核問題、核不拡散問題、中国軍備近代化、同時多発テロ、アフガニスタン進攻、イラク戦争など、国際安全保障問題を専門的に研究、取材してきた。
現在は、ＮＨＫの番組で、軍事・安全保障に関するニュース解説を担当している。
1992年から93年まで、ＲＵＳI客員研究員。
著書として、「アジア震撼」（NTT出版）等。
大阪大学、早稲田大学、慶應義塾大学、立教大学等多くの大学で講演を行っている。
京都大学大学院法学研究科修了。
京都大学法学部助手、岡山大学法学部助教授、教授を経て、１９９９年より京都大学大学院法学研究科教授。
専門は国際法。
この間、
などを歴任。
主要著書に、
などがある。
