国際シンポジウム「核不拡散と原子力の平和利用」結果報告

核不拡散と原子力の平和利用をめぐっては、急激な人口増加や経済発展、エネルギー・セキュリティー確保の観点から、特に中国やインド等での原子力平和利用の拡大が見られる一方で、イランや北朝鮮における核開発、NPT(核兵器不拡散条約)未加盟国のインドとの原子力協力等、種々の課題がある。その解決のために、今、核燃料供給保証や、核不拡散に寄与する核燃料サイクル技術の開発など、種々の新しいアプローチが模索されている。このような状況に鑑み、(独)日本原子力研究開発機構(JAEA)と(財)日本国際問題研究所(JIIA)は共催で「核不拡散と原子力の平和利用−将来のための新しいアプローチの模索−」と題する国際シンポジウムを開催した。シンポジウムでは、このような核不拡散と原子力の平和利用を巡る現状と課題を把握するとともに、新しいアプローチの方向性や展望についても議論を行なった。
- 名称:
(独) 日本原子力研究開発機構/(財) 日本国際問題研究所 共催
国際シンポジウム 核不拡散と原子力の平和利用
−将来のための新しいアプローチの模索−
(JAEA シンポジウム/JIIAフォーラム)
- 開催日時:
平成19年10月4日(木) 10:00〜17:30
- 開催場所:
浜離宮朝日ホール 小ホール 〒104-8011東京都中央区築地5-3-2
- 参加者:
265名