原子力施設等の放射線安全管理

原子力施設等の放射線管理

研究用原子力施設、核燃料取扱施設、放射性同位元素使用施設等において、各施設に適用される関係法令を確実に遵守するとともに、施設および施設への立入者の放射線安全の確保に努めています。

◎ 適用される主な関係法令

核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律
放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律
労働安全衛生法 電離放射線障害防止規則

◎ 放射線管理用モニタ

施設の放射線管理施設には、線量当量率を測定できる放射線エリアモニタ、管理区域内の空気中放射能濃度を評価するための空気モニタ、排気筒から放出される放射性物質濃度を評価するための排気モニタが設置され、集中監視装置による連続監視を行うことで、異常があれば関係者にアラーム、警報ランプ点灯等で直ちに通知される仕組みになっています。

放射線管理に用いられるサーベイメータ

施設の放射線管理に使用されるサーベイメータには様々なタイプがあり、線量率や放射線の種類によって使い分けます。電離箱サーベイメータ、GMサーベイメータ、シンチレーションサーベイメータはγ（X）線の線量率測定に使用されます。中性子の測定には中性子サーベイメータが使用されます。表面汚染検査のα線測定には表面汚染検査用シンチレーションサーベイメータ、β線測定には表面汚染検査用GMサーベイメータが使用されます。

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