原子力平和利用と核不拡散・核セキュリティに係る国際フォーラム2025
「“備えの技術”で守る核セキュリティ:核鑑識と協力強化による核・RIテロ抑止の取組」

2025年12月11日(木)13時30分より、原子力平和利用と核不拡散・核セキュリティに係る国際フォーラムを開催いたします。原子力平和利用と核不拡散・核セキュリティに係るさまざまな課題や対応方策についての理解を深めるとともに、日本原子力研究開発機構(JAEA)の核不拡散・核セキュリティへの取組についてご紹介します。また、今後の社会の中核を担う若者の視点からの意見として、ISCN夏の学校2025へ参加した学生代表が当日パネリストとして参加し、発表をしていただきます。
開催日時
2025年12月11日(木)
13時30分〜17時00分(日本時間)
※開場/ウェビナーオープン 13時00分
実施方式
ハイブリッド開催(会場+オンライン配信(Zoom))
日英同時通訳有
会場
イイノカンファレンスセンター Room A
https://www.iino.co.jp/hall/access/
参加登録(視聴無料)
参加・視聴をご希望の方は、こちらからお申込みください。
(https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_FnF5h0LbTHucF-DFyVxs2A)
会場参加申込み期限:令和7年12月4日(木)17時
オンライン参加申込み期限:令和7年12月10日(水)12時
※ご視聴にあたり、事前にZoomのバージョンが最新のものにアップデートされていることをご確認いただきますようお願い申し上げます。
※Zoom言語通訳機能の利用方法は以下をご参照ください。
テーマ
「“備えの技術”で守る核セキュリティ:核鑑識と協力強化による核・RIテロ抑止の取組」
地球規模の脱炭素化、ロシアのウクライナ侵攻や中東情勢に伴うエネルギー安全保障、AIを支えるデータセンターのための電力需要の増加を背景に、SMR等の革新炉を含む原子力の持続的な活用に世界は舵を切りました。同時に核不拡散や核セキュリティを巡る国際情勢は一層厳しさを増しており、原子力やRI利用の拡大に伴って核・放射性物質の悪用リスクの増大が懸念されています。
JAEAは、核・放射性物質(核・RI)テロ対応に係る体制整備や核鑑識技術開発を推進しています。また、国際原子力機関(IAEA)より、IAEA協働センター(核セキュリティ分野)にも指定されており、本年10月には新たに核鑑識が協力テーマに加わりました。これにより、核鑑識技術開発を一層拡大するとともに、国際協力を積極的に進めていきます。
国際フォーラム2025は、核鑑識技術の意義と将来展望を共有し、核・RIテロへの対応能力強化に向けた議論を通じて、研究開発や体制に関する国際的な枠組みの強化、人材育成の推進、地域・国際協力のあり方を探り、以て核セキュリティのレジリエンス強化おける核鑑識の役割を再認識する機会とします。
プログラム ※都合により変更となる可能性があります。
- 13:30 開会挨拶
- JAEA理事長 小口 正範
- 13:50 来賓挨拶
- (調整中)
- 14:00 基調講演I
- 「核・放射線脅威に対する世界的備えの強化:グローバルな核セキュリティ強化戦略と核鑑識への期待(仮題)」
- 国際原子力機関(IAEA) 核セキュリティ部 部長 エレナ ブグロバ 氏
- 14:20 基調講演II
- 「科学と安全保障:核鑑識技術開発と専門人材の育成:研究開発機関の使命と展望(仮題)」
- 14:40 「ISCN事業報告(仮題)」
- JAEA ISCNセンター長 井上 尚子
- 15:00 休憩
- 15:15 パネルディスカッション
- 「知と行動をつなぐ:核鑑識、国際・地域協力、人材育成による未来への備え(仮題)」
- モデレーター
- JAEA ISCN副センター長 山口 知輝
- パネリスト(調整中)
- 核鑑識専門家
- アカデミア
- RNテロ対応関係者
- アジア
- 学生代表
- 16:45 議長(モデレーター)サマリー
- 16:55 閉会挨拶
- JAEA理事 上田 光幸
問い合わせ先
- <国際フォーラム事務局>
- 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
- 原子力人材育成・核不拡散・核セキュリティ総合支援センター
- 電話:029-282-0495
- E-mail:iscn-forum@jaea.go.jp
