
原子力人材育成・核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN)では、JAEAが募集する夏期休暇実習のうち、ISCNが受入先となっている実習テーマに参加される学生を対象に、「ISCN夏の学校2025」プログラムを提供いたします。本プログラムは、実習生同士の交流の場を提供するとともに、核不拡散・核セキュリティに関する知識を深め、互いに議論できるような場を提供することを目的としています。この機会に積極的なご参加をお待ちしております。
対象となる実習テーマの一覧:
- 核不拡散・セキュリティのための放射線測定技術開発
- CTBT観測に係る解析の実習
- 核不拡散/核セキュリティ/非核化に関する政策研究
- 試験研究炉JRR-1で学ぶ日本の原子力政策の歴史
実施期間
夏期休暇実習:2025年7月22日(火)~9月30日(火) (受入期間はテーマごとに異なります)
ISCN夏の学校プログラム提供期間:2025年8月18日(月)~9月18日(木)のうち5日程度

開講日とスケジュール (予定)
① 必修プログラム(全員参加)
ISCNにおいて実習を行う上での基本的な知識を学びます。
8月18日(月) 午前中(ハイブリッド)
- 開校式(開校挨拶・自己紹介・ISCN概要紹介・夏の学校概要紹介)
- プロジェクト活動説明*
9月18日(木) 半日程度(ハイブリッド)
- 夏期休暇実習成果報告会
- 閉校式
- プロジェクト活動成果報告会
② 選択プログラム(任意参加)
ISCNが保有する施設の見学、国際機関勤務経験者による講義、プロジェクト活動を通じて、原子力人材育成・核不拡散・核セキュリティについて、より深く学びます。
8月26日(火) 終日(ハイブリッド・一部対面のみ)
- 講義:核セキュリティについて
- 施設見学:ISCN実習フィールド(対面のみ)
- 学生同士の意見交換
9月3日(水) 終日(ハイブリッド)
- 講義:核軍縮・核不拡散・保障措置
- 国際機関勤務経験者との意見交換
- プロジェクト活動
9月12日(金) 半日程度~終日(ハイブリッド)
- 講義:原子力・放射線に係る基礎講座
- プロジェクト活動
*プロジェクト活動は、夏の学校のプログラムの一つです。その中では、原子力平和利用と核不拡散・核セキュリティに関する諸問題について議論する時間が設けられており、様々なバックグラウンドをもつ学生と意見交換ができます。
実施方法について
夏の学校は対面とオンラインを併用したハイブリット形式で実施します(ただし、8/26のISCN実習フィールド見学を除く)。夏の学校の開校日と、夏期休暇実習の実習期間が重複していなくとも、オンラインにてご参加いただけます。
例) 夏期休暇実習の実習期間が8月18日(月)~8月29日(金)の場合

申込方法
日本原子力研究開発機構 令和7年度夏期休暇実習生募集要項に記載されている方法に従い、期日までに本ページ上部の「夏の学校2025への応募対象となる夏期休暇実習テーマ」のいずれかに応募してください。夏期休暇実習受入決定後、ISCN事務局より夏の学校プログラムへの参加希望と参加方法(対面・オンライン)を確認するためのメールをお送りいたします。
過去の夏の学校の様子

施設見学:
ISCN実習フィールド

施設見学:
バーチャルリアリティシステム

IAEA勤務経験者による講義
関連リンク:ISCN夏の学校2024実施報告
問い合わせ先
原子力人材育成・核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN)
夏の学校2025事務局
E-mail: iscn-event@jaea.go.jp