平成28年12月22日(木)更新
原子力環境整備促進・資金管理センターとの共同研究「
搬送定置・回収技術の実証的検討に関する研究
」では、
深度350m調査坑道
の試験坑道2において、処分坑道横置き定置方式*1による、人工バリアの搬送定置・回収技術の実証試験を計画しています。
これまでに、試験の実施に向けた整備としてコンクリートを打設し(
12月9日掲載記事参照
)、今回新たに模擬人工バリアを設置するためのコンクリート製の台座を設置しました(写真1,2、動画)。今後は、試験に必要な機材等を置くためのステージを試験坑道の入口に設置する予定です。
*1 処分坑道横置き定置方式とは…
坑道に人工バリア等を横向きに定置する方式です。(なお、試験坑道4で実施している
人工バリア性能確認試験
は竪置き定置方式を採用しています。)
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平成28年12月9日(金)更新
原子力環境整備促進・資金管理センターとの共同研究「
搬送定置・回収技術の実証的検討に関する研究
」では、
深度350m調査坑道
の試験坑道2において、処分坑道横置き定置方式*による、人工バリアの搬送定置・回収技術の実証試験を計画しています。
現在は試験の実施に向けた整備を行っており、
11月18日掲載記事
で紹介したコンクリートの打設が終了しました(写真1、2)。今後は、模擬人工バリアを設置するためのコンクリート製の台座や、実証試験実施のための作業用のステージを設置する予定です。
* 処分坑道横置き定置方式とは…
坑道に人工バリア等を横向きに定置する方式です。(なお、試験坑道4で実施している
人工バリア性能確認試験
は竪置き定置方式を採用しています。)
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平成28年12月2日(金)更新
原子力環境整備促進・資金管理センターとの共同研究である「搬送定置・回収技術の実証的検討に関する研究」の一環として、ゆめ地創館に隣接する地層処分実規模試験施設に、緩衝材除去システム(図および
1月8日掲載記事
参照)の一部である塩水リユース設備(図中②)のうち固液分離槽を設置しました。(写真)
塩水リユース設備は、平成27年度に設置した緩衝材除去装置(塩水を噴射して緩衝材を除去する装置、図中①)で回収される塩水と緩衝材の混合液を沈降方式により分離し、塩水を再利用するためのものです。
今回設置した固液分離槽は塩水と緩衝材の分離に利用されます。
図 緩衝材除去システムの構成
(赤点線枠が今回設置した固液分離槽)
写真 設置状況
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