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炉内中継装置引抜き・復旧について

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平成22年8月26日に発生した燃料交換作業の後片付け作業中における炉内中継装置*1の落下については、平成22年12月16日にプレス発表しましたとおり、同装置は燃料出入孔スリーブ*2と一体で引抜くこととし、「もんじゅ」の安全性の向上に資する観点から、外部有識者の方々にご意見をいただく場として、「炉内中継装置等検討委員会」を平成23年1月18日に設置し、委員方々のご意見を反映して引抜き作業の方法や手順を策定して、準備作業を進め、平成23年6月24日、同装置を燃料出入孔スリーブと一体で引抜きました。【平成23年6月24日 引抜き完了をお知らせ済み

同装置の引抜き後、引抜き作業のため取り外していた機器等の据付け作業を進め、平成23年11月11日、炉上部における復旧作業(現場作業)を終了するとともに、これまで引抜いた炉内中継装置についての点検・調査、及び炉内構造物に関する影響評価、炉内中継装置の落下に係る原因と対策などを検討し、これらの結果を取りまとめ、平成24年3月9日、原子力安全・保安院及び地元自治体に報告しました。【平成24年3月9日 プレス発表済み

その後、原子炉機器輸送ケーシングの落下原因を踏まえた改造を行い、新たに製作した炉内中継装置を原子炉容器内に据付け、炉内中継装置の機能確認を実施し、平成24年6月21日、国による使用前検査(機能検査)により、燃料交換が正常に行えることが確認されました。   平成24年7月27日、炉内中継装置の機能確認後の後片付け作業が終了したことから、炉内中継装置の落下に係る復旧が完了しました。【平成24年8月8日 プレス発表済み

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概略工程

(これまでの主な取り組み)

平成22年8月の装置落下トラブル発生後の主な取り組み状況は以下のとおりです。

  • 「もんじゅ」の燃料交換作業について解説したアニメーション
  • 再生ボタンクリックで映像が流れます。

  • *1 炉内中継装置とは、燃料交換時に炉心と燃料出入設備との間で炉心構成要素を移送する燃料交換設備の構成機器の一つです。
  • *2 燃料出入孔スリーブとは、原子炉容器しゃへいプラグに挿入されている筒状の炉内中継装置の案内ガイドです。

これらの作業の状況については、敦賀本部週報などでもお知らせしております。