
核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN)では、JAEAが募集する夏期休暇実習のうち、ISCNが受入先となっている実習テーマに参加される学生を対象に、「ISCN夏の学校2023」プログラムを提供いたします。本プログラムは、実習生同士の交流の場を提供するとともに、核不拡散・核セキュリティに関する知識を深め、互いに議論できるような場を提供することを目的としています。この機会に積極的なご参加をお待ちしております。
対象となる実習テーマの一覧:
- 核不拡散/核セキュリティ/非核化に関する政策研究
- 盗難・紛失した放射性物質検知シミュレーションソフトウェアを用いた演習の開発
- 核鑑識及びその研究開発に関する実習
- 核セキュリティのためのガンマ線・中性子測定技術開発
- 包括的核実験禁止条約(CTBT)に係る放射性核種の解析
実施期間
夏期休暇実習:2023年7月24日(月)~9月29日(金) (受入期間はテーマごとに異なります)
ISCN夏の学校プログラム提供期間:2023年8月21日(月)~9月22日(金)のうち5日程度

開講日とスケジュール (予定)
① 必修プログラム(全員参加)
ISCNにおいて実習を行う上での基本的な知識を学びます。
8月21日(月) 午前中
- オリエンテーション
- ISCNの概要
- 一般安全教育
- プロジェクト活動内容紹介
9月22日(金) 半日程度
- 夏期休暇実習成果報告会
- プロジェクト活動成果報告会
② 選択プログラム(任意参加)
ISCNが保有する施設の見学、国際機関勤務経験者による講義、プロジェクト活動を通じて、核不拡散・核セキュリティについて、より深く学びます。
9月1日(金) 終日
- 施設見学①:核物質防護実習フィールド
- 施設見学②:バーチャルリアリティシステム
- 職員/実習生との意見交換会
- プロジェクト活動
9月8日(金) 終日
- 国際原子力機関(IAEA)勤務経験者らによる講義/意見交換会
- プロジェクト活動
9月15日(金) 半日程度~終日
- プロジェクト活動
実施方法について
夏の学校は対面とオンラインを併用したハイブリット形式で実施します(ただし、施設見学を除く)。夏の学校の開講日と、夏期休暇実習の実習期間が重複していなくとも、オンラインにてご参加いただけます。
例) 夏期休暇実習の実習期間が8月28日(月)~9月8日(金)の場合

申込方法
日本原子力研究開発機構 令和5年度夏期休暇実習生募集要項に記載されている方法に従い、期日までに本ページ上部の「対象となる実習テーマ」のいずれかに応募してください。夏期休暇実習受入決定後、ISCN事務局より夏の学校プログラムへの参加希望と参加方法(対面・オンライン)を確認するためのメールをお送りいたします。
過去の夏の学校の様子

施設見学:
核物質防護実習フィールド

施設見学:
バーチャルリアリティシステム

IAEA勤務経験者による講義
関連リンク:ISCN夏の学校2022実施報告
問い合わせ先
核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN)
夏の学校2023事務局
E-mail: iscn-event@jaea.go.jp