ベトナムにおける追加議定書申告に関するワークショップの開催(ハノイ)
- タイトル
- 追加議定書申告に関するワークショップ(ハノイ)
- 開催期間
- 2011年10月11日〜12日
- 開催場所
- ベトナム(ハノイ)
- 共催機関
- VARANS (ベトナム放射線・原子力安全規制庁)
- 参加者数
- 16名

概要
2011年10月11‐12日の2日間に渡り、ベトナム放射線・原子力安全規制庁(VARANS)との共催により、「追加議定書申告に関するワークショップ」をベトナム・ハノイ市にて開催した。
本ワークショップは、文部科学省(MEXT)の補助金事業の一環としての活動であり、ベトナムが同国と国際原子力機関(IAEA)との間の保障措置協定に関する追加議定書を批准するにあたっての体制整備を支援することを目的とした。
出席者は、日本原子力研究開発機構/核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(JAEA/ISCN)とVARANSの職員の他に、核物質管理センター及びIAEAの講師を含め、ベトナムの放射線・希土類元素技術研究所(ITRRE)及び原子力科学技術研究所(NSTI)の職員らで、16名であった。
本ワークショップの1日目においては、追加議定書申告の内容に関するベトナム側の出席者の理解を促進し、また申告にあたっての情報収集における日本の知見の共有を図った。 2日目には、実際にITRREにおける追加議定書申告の実習を通して、追加議定書の申告内容・方法についての理解を深めた。
追加議定書申告についてのベトナム側の理解促進という点で、本ワークショップは非常に有効であった。 この成功に伴い、またベトナム側からの要請に基づき、ベトナム内の他の施設あるいは場所(施設外の場所:LOF)を用いて、同ワークショップを開催することを予定している。