令和5年11月24日(金)更新
幌延深地層研究センターでは、国際化に向けた取り組みの推進として、幌延国際共同プロジェクトを実施しています。
令和5年11月15日に、プロジェクトの参加機関による第1回中間管理委員会(事務局:OECD/NEA)がオンラインで開催されました。委員会では、各タスクの進捗状況の確認および今後の成果取りまとめの方針等について議論しました。今後も引き続き、令和5年4月に実施した第1回管理委員会にて承認された実施計画に従って、参加機関と連携して研究開発を進めていきます。
令和5年11月24日(金)更新
幌延深地層研究センターでは、幌延地圏環境研究所(H-RISE)との研究協力の一環として、研究交流会を平成16年度から開催しています。11月13日(月)に、幌延深地層研究センター国際交流施設において、第31回の研究交流会を開催しました(写真)。
幌延深地層研究センターからは、坑道に沿って発生すると考えられる水みちを閉塞する技術、および地下水の流れが非常に遅い領域の分布を推定する方法の検討について発表を行いました。H-RISEからは、バイオメタン生成に関する現場試験の結果、および微生物と原生動物*の相互作用についての発表がありました。また、発表と併せて、各機関の研究や今後の研究協力について意見交換を行いました。
*原生動物:
体が1個の細胞からできている生物の中で、動物的な生活を営むもの。肉眼では見えないほど微小なものが多い。アメーバ、ミドリムシ、ゾウリムシなど。
研究交流会の様子
令和5年11月8日(水)更新
幌延国際共同プロジェクト(HIP)のタスクB(処分技術の実証と体系化)に関する現地会合を以下のとおり実施しました。
日時:令和5年11月1日(水) 14:00~16:30
令和5年11月2日(木) 9:00~15:00
場所:幌延深地層研究センター研究管理棟、250m東連絡坑道
参加機関・人数:
原子力発電環境整備機構(4名)
日本原子力研究開発機構(5名)
実施内容:
数値解析、タスク取りまとめ計画に関する意見交換
既存の掘削影響領域の調査箇所や岩盤状況の確認(写真)
写真 既存の掘削影響領域調査箇所および岩盤の状況を確認している様子(250m東連絡坑道)