■□■ JAEAメールマガジン 2016.03.18/No.413
-…-…*今週の一押し*…-…-…-…-…-
福島第一原子力事故関連情報アーカイブ(FNAA)をリニューアル、紹介動画を公開
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◆ Contents ◆
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┣【1】 トピックス
┣【2】 広報誌情報
┣【3】 イベント情報
┗【4】 その他の情報
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\福島第一原子力事故関連情報アーカイブ(FNAA)をリニューアル、紹介動画を公開/
【研究連携成果展開部】
JAEA図書館では、福島第一原子力発電所事故からの復旧・復興に向けた研究開発を支
援するという観点から、散逸・消失等が懸念される同事故に関連するインターネット情報、
口頭発表情報を収集・整理し、「福島第一原子力事故関連情報アーカイブ(FNAA)」を通し
て公開しています。
3月15日に同アーカイブのリニューアルを行い、トップ画面からの検索がより行いやすい形
となりました。リニューアル後は、TOP画面からコンテンツの種類やおすすめ検索キーワー
ドをクリックすることで、FNAAの検索結果をブラウジングすることが可能となっています。
その他、公益社団法人日本アイソトープ協会のご協力のもと、第52回アイソトープ・放射線
研究発表会の要旨集に掲載された要旨の全文PDFの公開を開始しています。
より使いやすくなったFNAAをご利用ください。
また、FNAAを分かりやすく紹介する動画をJAEAチャンネルに掲載しましたので是非ご覧
ください。
http://www.jaea.go.jp/atomic_portal/jaea_channel/ 〔JAEAチャンネル〕
\ニュートリノ質量決定に不可欠なデータをスーパーコンピュータ「京」で計算/
【先端基礎研究センター】
ニュートリノに質量があることを、梶田隆章教授がノーベル物理学賞を受賞した研究で明ら
かにしましたが、質量の実際の数値は未知のままで、数値の測定を目指した研究が行わ
れています。
ニュートリノの質量を知る方法として現在追求されているのが、「ゼロニュートリノ二重ベー
タ崩壊」の半減期を測定することです。今回、スーパーコンピュータ「京」等を用いての大規
模な数値シミュレーションにより、これまで適切に取扱うことができなかったプロセスを精度
よく扱い、信頼性の大幅な向上につながりました。
ニュートリノの質量測定を目的として世界中で先端大型実験装置が建設されていますが、
本研究結果により、先端大型実験装置での実験意義を高めることが期待されます。
http://www.jaea.go.jp/02/press2015/p16031701/
\工業材料で製作した熱化学法ISプロセス水素製造試験装置による水素製造に成功/
【高温ガス炉水素・熱利用研究センター】
原子力機構では、茨城県大洗町において、高温ガス炉の熱を利用した水素製造技術の研
究開発を実施しています。
今般、「熱化学法ISプロセス」と呼ばれる、ヨウ素(I)と硫黄(S)を用いた3つの化学反応を
組み合わせて水を分解し、水素を製造する化学プロセスにおいて、世界でも例の少ない、
工業材料製の水素製造試験装置を用いた3反応工程の連結による水素製造試験に成功
しました。
本試験の成功により、高温ガス炉へ接続する実用ISプロセスの完成に向けて大きく前進
することが期待されます。
http://www.jaea.go.jp/02/press2015/p16031801/
\環境動態研究等で得られた知見を階層Q&A形式で整理しホームページに公開/
【福島研究開発部門】
帰還に向けた住民の方々の放射線や放射性物質への不安に答えるため、環境動態研究
等で得られた科学的知見を階層Q&A形式で整理し、ホームページに公開しました。
http://www.jaea.go.jp/02/press2015/p16031702/
\「Lesson#3.11 5年前、そして5年間に起きたこと」を開催中(日本科学未来館)/
【福島研究開発部門】
日本科学未来館(東京・お台場)にて、「Lesson#3.11 5年前、そして5年間に起きたこと」
が開催中です。
福島第一原子力発電所の事故は、放射線による被ばくというリスクの捉え方や、エネルギ
ーの生産・受給方法の問題を、改めて社会に問うことになりました。本イベントでは、パネ
ル展示と科学コミュニケーターによるアクティビティを通して、5年前、そして5年間に起きた
これらの事象をふりかえり、そこから学び取れる教訓と未来の姿を考えます。
原子力機構は、GPS連動型放射線自動計測システム「KURAMA-Ⅱ」やパネルの展示を行
っています。
http://www.miraikan.jst.go.jp/event/1602151919374.html
\センターの紹介動画とパンフレットを公開/
【楢葉遠隔技術センター】
2016年4月より本格運用を開始する、楢葉遠隔技術センターの紹介動画とパンフレットを
公開しました。是非ご覧ください。
\地域社会との交流を行いました/
【大洗研究開発センター】
大洗研究開発センターでは、2月に小中学校施設見学会、2月23日に野鳥観察会、3月5
日に施設見学会を実施しました。
3月5日に開催した施設見学会では、センターの概況説明の後、高速実験炉「常陽」と高温
工学試験研究炉(HTTR)、材料試験炉(JMTR)の種類が異なる試験研究炉を、3つのコー
スに分かれて見学していただきました。
今後も地域の皆様にセンターの研究開発についてご理解していただくために、施設見学会
を実施します。
http://www.jaea.go.jp/04/o-arai/communication/index.html
\サイエンスカフェを開催/
【那珂核融合研究所】
3月12日に、一般の方を対象としたサイエンスカフェを開催しました。今回は、放電の性質
や核融合と放電の関わりについてのお話と、小さな稲妻を作るミニ実験を行いました。
http://www.naka.jaea.go.jp/etc/news/h28/160316sciencecafe/0316sciencecafe.html
\ホームページをリニューアル/
【福島研究開発部門】
ホームページをリニューアルしました。
福島研究開発部門に関する様々な情報にアクセスしやすくなりました。
より分かり易く、原子力機構の福島での取り組みを発信していきますので、ぜひご覧くだ
い。
\原子力機構週報(3月12日~3月18日)/
http://www.jaea.go.jp/02/press2015/p16031803/
…-…-…-…-広報誌情報…-…-…-…-
\「夏海湖の四季」 第77号/
【大洗研究開発センター】
「大洗町小中学校施設見学会を開催」、「平成27年度総合訓練を実施」ほか。
http://www.jaea.go.jp/04/o-arai/pamphlet/pdf/natsumi_77.pdf
★―…‥・…‥イベント情報…‥・…‥・―★
New! \第58回けいはんな光・医療産業バレー研究会/
【関西光科学研究所】
3月25日、関西光科学研究所(木津)にて、第58回けいはんな光・医療産業バレー研究会
を開催します。今回は、「高強度レーザーの高度化と医療応用」と題し、高強度レーザー「J
-KAREN」についての紹介と、レーザーによる非侵襲血糖測定についてご紹介します。
事前申込みが必要となります。詳しくは下記URLをご覧ください。
http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/topics-3710.html
\地下を体験する見学会/
【瑞浪超深地層研究所】
地下を体験する見学会を毎月開催しています。参加は無料です。
3月の見学会は26日です。3月22日までにお申込みください。
http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html
\第28回CCSEワークショップ/
【システム計算科学センター】
3月29日に東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライトにて、第28回CCSEワークショップ
を開催します。「原子力材料における計算科学研究と原子スケールモデリングによる新展
開」と題し、様々な発表を行います。
http://ccse.jaea.go.jp/ja/conf/workshop.html
\第15回X線レーザー国際会議/
【量子ビーム応用研究センター】
5月22日~27日に奈良春日野国際フォーラムにて、「The
15th International Conference
on X-Ray Lasers」を関西光科学研究所、原子力機構及び光産業創生大学院大学の主催
で開催します。
http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/icxrl2016/ 〔英文サイトへ〕
…-…-…-…-その他の情報…-…-…-…-
\平成29年度新卒職員採用情報を公開/
平成29年度新卒職員採用情報を公開しました。原子力機構では、新卒職員として研究職、
技術職、事務職の3種類の職種で募集を行います。応募書類の提出締切は4月15日で
す。ご応募お待ちしております。
http://www.jaea.go.jp/saiyou/new/
\平成28年度成果展開事業開発提案を募集/
【研究連携成果展開部】
原子力機構では、平成27年度成果展開事業において震災対応テーマ3件と一般対応テ
ーマ1件を採択しました。平成28年度も継続して、それぞれについて募集を行います。こ
の事業は、これまで原子力機構が行ってきた研究開発成果の中で生まれた特許・実用新
案等を、新商品開発を希望する企業等に使用していただき、実用化共同研究開発を推進
することにより、その成果を社会還元するものです。詳しくは下記URLをご覧ください。
http://sangaku.jaea.go.jp/4-information/2015/info160125.html
\技術習得や国内研修を支援しています/
【原子力人材育成センター】
原子力機構では、原子力に関する技術を習得するためのさまざまな研修を実施しています。
入門的なコースから、原子力機構の施設や設備を使って本格的な実習を行うものまで、さ
まざまなコースがあります。
平成28年度のWeb申込みを開始しました。詳しくは下記をご覧ください。
http://nutec.jaea.go.jp/application_training.php
…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…-…
[JAEA公式Twitter]
原子力機構の様々な情報をお伝えします。
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<発行>国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 広報部
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