JAEAのビジョン目指す将来像
- Synergy
- Sustainable
- Ubiquitous
原子力(ニュークリア)と再生可能(リニューアブル)エネルギーが二元論を乗り越え、
融合することで実現する新しい持続可能(サステナブル)な未来社会を目指します。
JAEAは、原子力と再生可能エネルギーの融合によって、脱炭素社会の実現を目指しています。これを実現するために、「Synergy」「Sustainable」「Ubiquitous」の3つの柱に基づいて取り組みを進めています。これにより、「カーボンニュートラルな社会」と「低資源・高効率な社会」を実現し、人類社会に貢献することを目指します。
- Synergy:原子力と再生可能エネルギーの相乗効果
- Sustainable:継続可能なエネルギーとしての原子力
- Ubiquitous:原子力の多分野での活用
“高レベル放射性廃棄物の有害度低減・資源化
医療用RIも国産化へ”
高速炉の開発
- Synergy:原子力と再生可能エネルギーの相乗効果
- Sustainable:継続可能なエネルギーとしての原子力
- Ubiquitous:原子力の多分野での活用
“原子力利用の過程で発生する
燃えないウランや放射性廃棄物を最大活用”
国内に眠る有価物を活用
- Sustainable:継続可能なエネルギーとしての原子力
- Ubiquitous:原子力の多分野での活用
“原子力施設の健全なライフサイクルを確立”
原子力施設の廃止措置技術の知見を集約
- Synergy:原子力と再生可能エネルギーの相乗効果
- Sustainable:継続可能なエネルギーとしての原子力
- Ubiquitous:原子力の多分野での活用
そのほかの取組をご紹介
医療用RIの国産化
がん治療や画像診断などに利用される医療用ラジオアイソトープ(医療用RI)の国産化を目指し、研究開発を進めています。
- Synergy:原子力と再生可能エネルギーの相乗効果
- Sustainable:継続可能なエネルギーとしての原子力
- Ubiquitous:原子力の多分野での活用
そのほかの取組をご紹介
海外での
適用例
末期の転移性前立腺がんが完全奏効!
(がんの兆候がすべて消失)
全身転移したがん患者にアクチニウム225を投与した結果、がん腫瘍の消滅が認められました。
アクチニウム225の放射線でがん細胞を死滅
成果例
体への負担を少なく早期診断!
骨シンチグラフィは核医学検査の中でも最も頻繁に行なわれている検査の一つとして知られています。
- [メリット]
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- 骨代謝の変化を反映する機能的な画像診断
- 全身検索が簡単(右の図)
- 治療後の効果判定や経過観察に有効
骨シンチグラフィの例
国立国際医療研究センター病院 放射線核医学科HP
(https//www.hosp.ncgm.go.jp/s037/010/080/010/index.html)