原子力機構のご紹介

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)は、日本で唯一の原子力に関する総合的研究開発機関です。
ここではその活動やポリシーについて詳しくご紹介しています。

理事長メッセージ

児玉敏雄理事長

平素、日本原子力研究開発機構(原子力機構)の研究開発に関し、多大なご理解とご支援を賜り誠にありがとうございます。

さて、原子力機構の使命は、我が国唯一の総合的原子力研究開発機関として、原子力科学技術を通じて、人類社会の福祉と繁栄に貢献することです。その実現に向けて強い責任感をもって行動してまいります。

原子力機構が重点的に取り組む分野は、中長期目標に従い次のようなものです。

  • 東京電力ホールディングス福島第一原子力発電所事故への対応
  • 原子力の安全性向上研究
  • 原子力の基礎基盤研究
  • 核燃料サイクルの研究開発

福島第一原子力発電所事故への対応に関しては、廃止措置等に向けた中長期ロードマップや「福島復興再生基本方針」を踏まえ、廃止措置と環境回復に関する研究開発に取り組んでまいります。

昨今は、原子力に対する一層の安全性向上が求められていることを踏まえ、原子炉の事故解析や材料技術等の安全性向上に関する研究に取り組んでまいります。

また、これらを支える基礎基盤研究を着実に進めるとともに、試験研究炉の運転再開とその利用促進に向けた取り組みを図ってまいります。

一方、「もんじゅ」、「ふげん」、東海再処理施設等、自らの施設の廃止措置については、安全かつ着実に作業を進めるとともに、国際連携も含めた廃止措置技術の実証にも取り組んでまいります。さらには、高速炉や廃棄物処理・処分などの核燃料サイクルの研究開発についても、安全に進めてまいります。

これらの研究開発につきましては、国や産業界等からのニーズを踏まえ、国立研究開発法人の第一目的である「研究開発成果の最大化」に向けて、安全を最優先に、原子力機構の全職員が心をひとつにして業務に取り組んでまいります。

引き続き、皆様のご理解とご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

2018年6月
理事長 児玉 敏雄