安全と環境への取組み

自主保安活動

現場安全巡視の実施

核燃料サイクル工学研究所においては、所長、各部・センター長、各課室長、各施設の管理者、安全主任者などによる、様々な現場安全巡視を実施し、不安全箇所や不安全行動などの、「危険の芽」を摘む改善指導を徹底しています。

日常安全活動の徹底

作業を安全かつ効率的に行なうため、作業を開始する前に、作業者全員で作業の内容、分担および潜在的危険性(リスク)を確認するTBM(作業事前打合せ)の実施、ならびに作業開始前、作業中、のKY(危険予知)活動を徹底しています。また、日常作業の中で「ヒヤリ」としたことや、危険な状態に遭遇して「ハット」した体験を報告しあい、その内容を全従業員が共有し、再び同じことが発生しないように活用するため、「ヒヤリハット運動」を進めています

作業責任者認定制度の導入

核燃料サイクル工学研究所においては、様々な請負作業が実施されています。これらの作業に対する安全強化を図る目的で「作業責任者認定制度」を導入しています。

CAP活動による事象の未然防止

核燃料サイクル工学研究所では、現場での気づきやヒヤリ・ハットなどのリスク要因に係る情報を共有し、必要な改善を行う活動に取り組んでおります。

CAP:Corrective Action Program(是正措置プログラム)

外部専門家を含めた安全に関する委員会の設定

核燃料サイクル工学研究所では、研究所内において、原子力施設の安全に関する委員会を設置し、施設等の安全評価の妥当性について審議を行い、安全性の向上に取り組んでおります。
また、委員会の委員には内部専門家に加え、外部専門家を含めることにより、審議内容の客観性及び透明性の確保に努めております。

現場安全巡視
現場安全巡視
作業責任者認定証
作業責任者認定証
外部専門家による審査
外部専門家による審査