原子力発電のしくみは、水を加熱し、水蒸気を使ってタービン発電機を回し、電気を造ります。
高速増殖炉も同じ原理ですが、 1.原子炉で発生した熱は1次ナトリウムに伝えられます。 2.その熱をさらに2次ナトリウムに伝え、その熱で水を加熱し蒸気を発生させます。 3.その蒸気でタービンを回し電気を造ります。
原子炉で発生した熱は、蒸気発生器の中の伝熱管を介して、ナトリウムから水に伝えられます。
この伝熱管に穴があいた場合にナトリウムと水蒸気が化学反応を起こします。