センターについて

NXR開発センターの取り組み

NXR開発センターの取り組み

センター長ご挨拶

NXR開発センター センター長の呉田です。
原子力機構は脱炭素社会の実現に向けてビジョン【「ニュークリア×リニューアブル」で拓く新しい未来】を2023年4月に打ち出し、3分野 (Synergy, Sustainable, Ubiquitous)で構成される研究開発に挑戦を始めました。
この新しいビジョンを実現するため、社会実装を目標とした技術開発をリードする新組織として、2024年4月にNXR開発センターを原子力科学研究所 に設置しました。NXR開発センターは、機構内外の数多くの組織とネットワークを形成して、オープンイノベーションによって成果の社会実装を目指 すネットワーク型の柔組織です。
以下の特別チームを設置して、機構内外の組織との連携により各プロジェクトを実施しています。

(1)RI電池熱源開発特別チーム
過酷環境でも半永久・メンテナンスフリーで機能し続けられるエネルギー源を開発して過酷環境用
に提供する

(2)大容量蓄電池開発特別チーム
燃えないウランを用いたウランレドックスフロー(URF)蓄電池を開発して再生可能エネルギーと
融合させて電力安定化に貢献する

(3)分離・利用技術開発特別チーム
有価元素を使用済燃料から分離して利用可能とする技術を開発して広く社会に提供する

NXR開発センター長 呉田 昌俊
NXR開発センター長
呉田 昌俊

NXR開発センターは、チャレンジ、スピード、チームワークを大切にしています。多くの仲間と新しい未来の実現に向けて挑戦することにより、 脱炭素社会の実現に向けたGX、DXによる新たな価値の創造、高齢社会におけるQOLやwell-beingの向上、宇宙分野におけるSX、次世代地域エコシステム 形成など様々な分野で必要となっているトランスフォーメーションに貢献致します。
皆さまには、新しい活動に対する一層のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。