2011年の東北地方太平洋沖地震により、原子炉施設等の建家自体は影響はなかったものの、関連施設や一般の建物において大きな被害を受けました。
なお、環境への放射性物質の漏えい、火災、負傷者等はなく、安全上の問題は発生しませんでした。
研究用原子炉 JRR-3
JRR‐3の建物に大きな損傷はないが、建家廻りの一部に地盤陥没
2次冷却設備建家廻りの地盤陥没の状況
研究用原子炉 JRR-4
JRR‐4の建物に大きな損傷はないが、建家廻りの一部に地盤陥没。
純水製造装置廻りの
地盤陥没の状況
原子炉安全性研究炉(NSRR)
NSRRの建物に大きな損傷ないが、建家廻りの一部に地盤陥没。
原子炉建家廻の
地盤陥没の状況
燃料サイクル安全工学研究施設(NUCEF)
NUCEFの建物に大きな損傷ないが、建家廻りの一部に地盤陥没。
NUCEF周辺に生じた
地盤陥没の状況
核燃料使用施設(燃料試験施設など)
燃料試験施設の建物に大きな損傷ないが、一部の窓の割れ。
応急措置を行った窓
研究棟
研究者が勤務する研究棟で外壁の一部の剥離、建物のひび。
応急措置を行った窓
インフラ施設
一部の道路には隆起・陥没、割れ。5基あるボイラの内側の耐火煉瓦の剥離、土台の割れ。
リニアック棟横の構内道路の状況
図書館、構内食堂
図書館には外壁などに割れ、食堂の天井の一部落下。
図書館の外壁のわれの状況