令和元年7月26日(金)更新
原子力環境整備促進・資金管理センターとの共同研究「搬送定置・回収技術の実証的検討に関する研究」では、深度350m調査坑道の試験坑道2において、処分坑道横置き定置方式での人工バリアの搬送定置・回収技術の実証試験を実施しています。昨年度、上部開放部の隙間に吹き付け方式により充填(平成31年2月1日掲載記事参照)したベントナイト混合土を、今年度6月よりオーガ(掘削装置、写真1)を取り付けたバックホウにより除去する試験を実施しました。この試験では、除去作業の効率や吸引による充填材除去の捕集効率などのデータを取得しました。
今後、ウォータージェットにて下部狭隘部の充填材(
平成30年12月7日掲載記事参照)を除去する試験を実施する予定です。
写真1 オーガ
写真2 オーガ付きバックホウ
写真3 除去試験前
(写真4 除去試験実施中(除去した日にち別に色分けをしています)
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