平成31年2月8日(金)更新
地表から掘削したボーリング孔を用いたモニタリング技術開発の一環として、地下水の水圧の長期モニタリングを実施しています(平成30年1月12日掲載記事など参照)。
毎月、観測したデータを回収するため、ボーリング孔(HDB-1,2,3,5,6,7,9孔)がある観測小屋まで行って作業をしています。なお、冬期は積雪のため、雪上車やスノーシューで移動します。
各現場では、観測小屋周辺を除雪する(写真1)とともに、データ回収(写真2)及び観測装置の電源用バッテリーの交換などのメンテナンス作業を行いました(平成31年2月4~5日)。
写真1 現場周辺の除雪作業の様子
写真2 データ回収作業の様子
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平成31年2月1日(金)更新
原子力環境整備促進・資金管理センターとの共同研究「搬送定置・回収技術の実証的検討に関する研究」では、深度350m調査坑道の試験坑道2において、処分坑道横置き定置方式での人工バリアの搬送定置・回収技術の実証試験を実施しています。平成30年12月7日掲載記事では、模擬PEM下部の隙間充填技術の実証試験について紹介しましたが、今回、模擬PEM上部の開放部の隙間に対して、吹付け方式による隙間充填の実証試験を行いました。充填材はベントナイト混合土(ベントナイト:ケイ砂=1:1)を使用し、伸縮アーム式吹付け機械(写真1)により坑道奥側から順次吹付けによる隙間の充填を行いました。(写真2)(動画)来年度は、充填材の除去および模擬PEMの回収に関する実証試験を実施する予定です。
写真1 吹付け機械による吹付け作業の様子
(a) 吹付け前
(b)吹付け後
写真2 吹付け前後の模擬PEMの状況
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