独立行政法人日本原子力研究開発機構：JAEAメールマガジン　No.331

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【トピックス】

メンテナンスのお知らせ

下記の期間、メンテナンスのため原子力機構WEBサイト、各部門・各拠点WEBサイトがご利用いただけません。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解下さいますようお願い申し上げます。

〔期間〕　7月13日（日）　7：00～17：00

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「Topics 福島」（第50号）を発刊しました

http://fukushima.jaea.go.jp/magazine/pdf/topics-fukushima050.pdf

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原子力防災情報を追加しました

第16回　「フランスの重大な原子力災害に対する新たな国家対応計画」

http://www.jaea.go.jp/04/shien/research/EP016.html

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アジアからの原子力研修生による「福島県における放射線サーベイ実習」の実施日程の延期について

http://fukushima.jaea.go.jp/pdf/2014-0709.pdf

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ITER機構職員募集を掲載しました（ITER機構サイトへ）

http://www.naka.jaea.go.jp/ITER/staff/page6_2.php

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【プレスリリース】

原子力機構週報掲載（7月5日～7月11日）

http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14071101/

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【報告会・シンポジウム】

第598回高崎研オープンセミナーを開催（8月1日）

テーマは「成功する産学官連携のコミュニケーション術」

http://www.taka.jaea.go.jp/information/open_seminar/598/info.pdf

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J-PARC国際シンポジウム2014市民講座を開催（7月12日）

テーマは「宇宙の不思議を科学する」

http://j-parc.jp/symposium/event/int-symp2014.html

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第12回高校生シンポジウムを開催（8月8日）

テーマは「核融合エネルギー研究開発の最前線～世界最先端を体感」

http://www.naka.jaea.go.jp/etc/news/yokoku/2014/0314symposium/0314symposium.html

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【イベント】

原子力科学館で行われる「夏休みイベント」に出展（7月26日）

那珂核融合研究所はサーモカメラ＆人工ダイヤモンドを使った氷切りを出展します

http://www.naka.jaea.go.jp/etc/outreach.html

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むつ科学技術館「開館記念科学技術イベント」を開催（7月13日）

http://www.jaea.go.jp/04/aomori/news/news-20140713.html

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【見学会】

瑞浪超深地層研究所、幌延深地層研究センターで見学会

参加無料ですので是非ご参加ください

瑞浪　http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html

幌延　http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/kengaku_sunday.html

＝　現場から　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

中央機械室　－那珂核融合研究所－

那珂核融合研究所の臨界プラズマ試験装置JT-60の運転に関連する各建家へ、空調用の熱源を供給する中央機械室についてご紹介します。

中央機械室はボイラー３基、冷凍機３基及びそれらの付帯設備等を有しており、主要な建家の空調管理を担う重要な施設です。設備の多くは昭和57年頃から運転を開始し、ボイラーで発生させた150℃の高温水及び冷凍機で作る5℃の冷水は構内各建家へ供給され、暖房用温水や加湿用蒸気あるいは冷房や除湿用熱源として利用されています。各建家で利用された後は中央機械室へ戻され、昇温あるいは再冷されて再び各建家へ供給されます。

ここでは、これまで対応に苦労した一例をご紹介します。

平成19年7月にボイラーの排気ガスを大気に放出するために設置している高さ31ｍの煙突内部を点検したところ、内面の耐火レンガが崩れ落ちている事が分かりました。

耐火レンガの修理を完了するまでボイラーの運転はできず、構内のほとんどの建家で暖房を使用する事ができなかったため、職員は室内でも防寒着を着たり、使い捨てカイロを利用して暖を取りながら業務を行いました。

同年12月までに行った修理で煙突の強度を復元したため、平成23年3月に発生した東北地方太平洋沖地震の激しい揺れ（那珂市：震度６弱）を受けても、この煙突は全く被害がありませんでした。

現在、当研究所では超伝導トカマクJT-60SAの組立作業が本格化しており、先月には外径10メートル、総重量150トンのプラズマを閉じ込める真空容器の組立作業が開始されました。また、国際熱核融合実験炉ITERへ我が国が物納調達する機器の研究開発も進めており、これらの機器の健全性を保つためには適正な温湿度管理を行わなければなりません。我々は中央機械室の適切な維持管理、的確な運転保守を心掛けることにより、核融合研究開発の一翼を担っています。

（核融合研究開発部門　那珂核融合研究所　管理部　工務課）

http://www.naka.jaea.go.jp/