■■■   JAEAメールマガジン   ■■■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.06.13/No.327━

*今週のPick Up*

〔トピックス〕・・・JAEAチャンネル「ふげんの廃止措置の現状と福島への応用」を掲載しました。

〔トピックス〕・・・松浦理事長 電気新聞「時評」 見たいものだけが見えるを掲載

〔プレスリリース〕・・・強磁場で引き出されたウラン化合物の特異な磁性─世界最高磁場で核磁気共鳴法を応用─

〔現場から〕・・・回転運動によって操作された原子核スピンの直接測定に成功

= お知らせ ================================

【トピックス】

JAEAチャンネル「ふげんの廃止措置の現状と福島への応用」を掲載

http://www.jaea.go.jp/atomic_portal/jaea_channel/

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松浦理事長 講演、執筆記事類 電気新聞「時評」 見たいものだけが見えるを掲載

http://www.genanshin.jp/report/column/wave_20140610.html

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「地域防災計画の改訂状況」を更新

http://www.jaea.go.jp/04/shien/regplan_j.html

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幌延深地層研究センターに係る理事発言について

http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/press/14/pdf/0611.pdf

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平成26年度成果展開事業実施テーマを採択

http://sangaku.jaea.go.jp/4-information/2014/info140606.html

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カナちゃんレポートVol.47 ナカマロちゃんがやってきたよ!を掲載

http://www.naka.jaea.go.jp/kana/vol47/vol47.html

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【プレスリリース】

原子力機構週報掲載(6月7日~6月13日)

http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14061301/

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強磁場で引き出されたウラン化合物の特異な磁性─世界最高磁場で核磁気共鳴法を応用─

http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14061101/

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【報告会・シンポジウム】

J-PARC国際シンポジウム2014市民講座を開催(7月12日)

テーマは「宇宙の不思議を科学する」

http://j-parc.jp/symposium/event/int-symp2014.html

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第597回高崎研オープンセミナーを開催(6月25日)

テーマは「高崎研・新旧研究棟をまたいだ研究」

http://www.taka.jaea.go.jp/information/index_j.html#第597回

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第12回高校生シンポジウムを開催(8月8日)

テーマは「核融合エネルギー研究開発の最前線~世界最先端を体感」

http://www.naka.jaea.go.jp/etc/news/yokoku/2014/0314symposium/0314symposium.html

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【イベント】

「第24回サイエンスカフェ」を開催(6月21日)

テーマは「J-PARC研究開発最前線 ~ニュートリノとヒッグス粒子の謎~」

http://j-parc.jp/ja/topics/2014/science_cafe140621.html

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「那珂市民向け見学会」を開催

那珂核融合研究所は6月25日、26日に地域住民の方を対象とした施設見学会を開催します。

http://www.naka.jaea.go.jp/etc/outreach.html

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【見学会】

瑞浪超深地層研究所、幌延深地層研究センターで見学会

参加無料ですので是非ご参加ください。

瑞浪 http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html

幌延 http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/kengaku_sunday.html

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= 現場から ==========================

回転運動によって操作された原子核スピンの直接測定に成功

─スピンを用いたナノメカニクス研究の加速へ─

約100年前、アインシュタインは鉄の棒に帯びさせた磁気の量を変化させることで回転運動が誘起される現象を発見しました。これは物質の持つ磁気的性質と回転運動の間に密接な関係があることを示唆しており、その後の量子力学の発展によって、素粒子の「スピン」と呼ばれる電子などのミクロな粒子が有する自転のような性質を通じて、磁性と回転運動とが結び付くことが分かりました。

ナノテクノロジーに機械的機能を持たせようとする研究であるナノメカニクスの世界では、現在、個々の素粒子のスピンを制御することによって物体を回転させるといった、既存のモーターとは全く異なる原理で作動するナノサイズのモーターの実現が期待されています。

また、一方では、磁場中に置かれた原子核スピンの様子を解析することで分子の構造等の物質の性質がわかる、核磁気共鳴法が確立され、これを応用し生体内の内部の情報を画像にする核磁気共鳴画像法(MRI)が現在、医療分野で広く利用されています。

先端基礎研究センターの前川禎通センター長、中堂博之任期付研究員、松尾衛任期付研究員らの研究グループは、この核磁気共鳴法を用いた独自の装置によって、1秒間に1万回転する物質中の原子核スピンを分析する手法を開発しました。

これまで、スピンと回転運動の相互作用が存在することは明らかになっていましたが、量子力学的に検証するためには、回転運動する物体中の個々の素粒子のスピンを直接測定する必要がありましたが、実現されていませんでした。しかし、この手法によって回転運動が素粒子のスピンへ与える効果を直接測定することに成功しました。

本成果は、かつてアインシュタインらが見出した磁性と回転運動の関係を、量子力学的な観点から様々な種類の原子核の回転運動に対する応答を本格的に分析することが可能となり、今後、物体の回転運動を用いてスピンを制御するナノメカニクス研究の加速が期待されます。

詳細は下記URLをご覧ください。

http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14052101/

(先端基礎研究センター)
http://asrc.jaea.go.jp/

= その他の情報  =============================

大学等への公開特別講座

  原子力機構の研究者、技術者を大学、高専等に派遣します。
   http://www.jaea.go.jp/kouza/

各種研修情報
   http://nutec.jaea.go.jp/index.php

平成26年度「防災業務関係者のための放射線防護研修」を募集
   http://www.jaea.go.jp/04/shien/training_j.html

採用情報 http://www.jaea.go.jp/saiyou/

調達情報 http://www.jaea.go.jp/for_company/supply/

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原子力機構の研究開発成果が動画でご覧にいただけます。

http://www.jaea.go.jp/atomic_portal/jaea_channel/

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