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事例ベースシステム

人間の判断の中には、過去の経験に基づき、成功した方法を繰り返す、あるいは、失敗した方法を避ける、という経験的な推論によるものがあります。このような推論を有効にするために、過去の事例をたくさん収集して使いやすいように整理しておき、経験的な知識の再利用を図るのが事例推論です。また、収集・整理した事例は事例ベースとして管理しています。
事例ベースが有用なものとなるためには、新しい問題と何らかの意味で「類似した」過去の事例が見いだせること(事例検索)、そして、見出した事例で有効だった知識を新しい問題に対応できるように変更すること(事例修復)が必要になります。さらに、この結果はまた新たな事例として追加(事例追加)されることで事例ベースは成長していきます。

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